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田口綺麗

Author:田口綺麗
おちんちんが好きです。あと絵とか漫画描いたり写真撮ったりします。

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マスターズピース

日本たばこ産業株式会社、JTには、「JTスモーカーズ」という、会員制の愛煙家クラブのようなものがあります。
もちろん私も会員です。

タバコのサンプルが届いたり、会報が届いたり、懸賞に応募出来たりと、喫煙者でJTのタバコを吸っているなら入って損はないでしょう。

会員登録の際、喫煙頻度や常飲しているタバコ等を選びます。登録したのがかなり前だったので、何を選んだか忘れてしまいましたが、ピース系で登録しました。
色々と吸うので、常飲しているタバコは?と聞かれると、少し困るのです。

前は缶ピースやショートピース、ロングピースを主に吸っていたのですが、最近は少しタールの低い、ピースアロマロイヤルやピースインフィニティを買うことが増えました。

少し軽めのを吸うようになったのは、ヘビースモーカーになってしまったから、というのもあります。
タバコ代が食費を圧迫してきたので、まずはニコチン中毒を治さねばと。
ホントはちょっと重めのが好きなのですが・・・。

喫煙は、ニコチンを求めるジャンキーのように吸ったり、惰性でダラダラと口から煙を漏らすよりも、「幸せのひととき」にしたいのです。



さて前置きはここまでに。
最初に申し上げましたが、JTスモーカーズに登録し、常飲タバコを選ぶと、そのブランドの会誌が届いたり、抽選に応募出来たりします。

最初に応募したのは、カランダッシュとピースのコラボのライターだったと思います。
当時はQRコードを読み取るタイプの応募方法ではなかったので、ベルマークの如く、せっせと数十箱の空き箱のマークを切り取り、応募葉書をポストに投函しました。
・・・残念ながらハズレましたが。

次に応募したのは、「マスターズピース」というタバコです。
はい画像検索 【 マスターズピース
なんと1本1本が金属のケースに入っている上、非売品で1000人にしか当たらないという、まさに幻のタバコです。
ピースマニア垂涎の一品です。

「なんとしてもこれを吸ってみたい!」
そう思い、応募しましたが、これも外れてしまいました。





しかし後日、JTから何かが届きました。
それを開けると・・・。

こんな箱が入っていました。結構大きいです。

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箱の中にはこんな紙が。

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拡大します。はい。QRコードを読み取ったその場で当落がわかるので、知っています。

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・・・ん?

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!!!!??????

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なんと!夢にまでみたマスターズピースが!

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抽選には外れても、応募者には1本プレゼントだそうです。
「この一本が最高の一服になりますように」ですって。
粋なことしますね。
こんなに嬉しい残念賞、なかなかないです。

それにしても、包装の高級感が残念賞とは思えない出来です。
箱の中は起毛加工の型。そこにはめ込まれた1本の細い金属製のケース。
この青い色は、チタンのメッキか何かでしょうか。
缶の中を開けると、密閉する為か樹脂製の内蓋もついていました。ここまで厳重に保管されてる紙巻タバコって、これが初めてなんじゃないでしょうか。

タバコ本体の写真がないのは、上の写真に書かれていることに従い、最良の状態で堪能する為に、早めに愉しんだ(すぐ吸った)からです。
吸わずに大事にとっておきたい気もしましたが、やっぱりタバコは吸ってこそかなと。

マスターズピースのタールは14mg、ニコチンは1,5mgです。


ピースには、ずっとこのポジションの重さのタバコがありませんでした。

ショートピース、缶ピースは28mg、ニコチン2,3mg。めちゃくちゃ重いです。起きがけに1本吸うと、クラっと来ます。
その次に軽いのは、ロングピースはタール21mg、ニコチン1,9mgです。これでもまだ相当重いです。
その次に軽いのは、一気に飛んでタール10mg、ニコチン1mgです。
ザピース、アロマロイヤル、ピースライトの3つが、この重さです。

ピーススーパーライトとアロマクラウンの6mg、インフィニティの8mg、そして上の3つの10mgときて、次が一気にロングピースの21mgなのです。

「真ん中」がなかったのです。

肝心のお味はと言いますと、ただただ「これだよ。こういうのが欲しかったんだよ。」といった感じでした。
アロマロイヤルのような独特の着香は無く、ザピース系の芳醇な香りを感じさせながらも、重厚さが感じられる「ピースらしい」香りでした。

以前の記事【 The Peace 】で、ザピースを「ピースの持つ魅力を損なわない範囲で、あらゆるマイナス点を排除したピース」と述べました。

それに対し、マスターズピースは、「ピースの重厚な味わいと香りを十分に発揮した上で、より洗練されたピース」
といった印象を受けました。

また、ザピースの記事では「ザピースの儀式は~」などと、変なことを書きましたが、このマスターズピースはさらに手が混んでいます。
まず「懸賞」で射幸心を煽り、
「非売品」という付加価値をつけ、
ハズレ画面で一度落胆させ、
そのタイミングで、棚の上からぼた餅を投擲してきたワケです。
「あぁ・・・私はマスターズピースを吸うことは出来ないのか・・・。」と、膝をついていたところに、一本の蜘蛛の糸。

心理面からガンガン攻めてきました。

もうこれは「儀式」どころではなく、「洗脳」と言ってしまっても過言ではないようにすら思えます。
現に私の脳は、吸う前から既に、「これは最高に美味しい。美味しくないハズがない。」という判断を下してしまっていました。

そして、とどめを刺すかのような「ちょうど欲しかった重さと味」
ダメです。これはダメです。もう完全に虜にされました。このやり方はずるいです。
マスターズピースのイニシエーションを受けたこの喫煙者は、愛煙家を超えてJTの信徒となりました。
神様仏様JT様です。
タバコのパッケージには、どれだけ体に悪いかが、これでもかと書かれています。
この警告表示は法律で決まっている為、マスターズピースも例外ではありませんでした。
しかし、もしもいつか警告通りに肺癌になっても、脳卒中を起こしても、心筋梗塞を起こしても、私はJTを恨むことはないでしょう。

というか、既に胃潰瘍で病院通いで、医者にも「コーヒーはまだしも、タバコは悪化させるから減らしましょう」と言われてますが、JTを恨んでませんし、むしろ「日々のささやかな幸せをありがとう!これからも最高のタバコ作り頑張って!」とか思ってますし。






ここまでずっとベタ褒めしてきましたが、マスターズピースにはひとつだけ問題があります。

この素晴らしいタバコがどんなに吸いたくなっても、現時点では手に入らないという、とても大きな問題が。
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8月のコミティアは不参加です

すみません。前回に引き続き不参加です。

申し込む気満々で、サークルカットまで描いたのですが・・・。

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コピ本ならそこまでマイナス背負わないんじゃないかと思ったんですが、よくよく計算すると、11月にオフセ本を刷る為のお金が無くなるなと。

という訳で、書き下ろしたのに使われなかった哀れなサークルカットをここに供養します。

近況報告

コミティアはサボるわ、ブログの更新はしないわで、本当に申し訳ございませんでした。

以前から予約していた精神病院の予約がやっととれ、色々と検査も終わったのですが、なにやらちょっと発達がアレらしく。
かなり自閉傾向が強いとか書いてありましたが、絵書いたり文字書いて公開したりしてるし、割と誰かにかまって欲しいタイプだと思ってたので、自分でも結果に驚いています。
ただ、それに対応するお薬を貰えたので、今後は少しはまともに活動出来るかと。

それと、ろくに作業してないのに、何故か右手首が腱鞘炎になりました。
日に日に酷くなり、調べるとどうやら狭窄性腱鞘炎っぽく、ほっとけば治るものではないようです。
手術も日帰りで済むらしく、値段も安めらしいですが、予約とるのが億劫で・・・。

ここ1月くらいで、内科、精神科、歯科、眼科とかかったので、これで外科で手術でもすれば、病院スタンプラリーのコンプリートまであと一歩です。
実績解除です。

ちなみに、進捗が悪いのは遊んだり寝たりでサボっているからであり、病気は関係ないです。
ツイッター見ればわかると思いますが、超元気です。

次にイベントに出るとしたら、8月か11月のコミティアになるかと。

ブログや作業を放置していたこと、言い訳に病気を使ってしまったこと。重ねてお詫び申し上げます。

コミティア119の新刊について

大変申し訳ございません。
予定していた「ハバナイストリ デクスト口メソノレファン編」は、当日机に並びません。



何人も楽しみだと言ってくれ、応援してくれました。それを無碍にするような結果になりました。
期待を裏切ってばかりで、本当に申し訳ございません。

コミティア119参加します

スペースは せ14b「ネオトサイト」です。
今回はエロ島じゃありません。

こんな本です。けっこう厚いです。
ハバナイストリ ~デクストロメソノレファン編~

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以下サンプル

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数ページの本の予定だったのに、描きたいこと詰め込んだら長くなりました。
珍しく作業を早めに始めたので、早割入稿を狙いたいですね。
ではよろしくお願いします。

修善寺旅行に行ってきました。

母が旅行にいきたいと誘ってくれたので、実家に帰省するがてら、修善寺旅行に行ってきました。
修善寺に着く前に、まず道中で杉林を。

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魚眼レンズっていいですね。

修善寺温泉、数年前とかなり変わっていました。
とりあえず車を止めて修禅寺へ。

鐘撞き堂の天井がきれいでした。
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境内に、温泉を吐く竜がいました。飲むとなんかご利益があるとかなんとか。
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入口の懐かしい感じのポスト
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次は日枝神社へ。
立派な杉の木が迫力あってよかったです。
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ちょっとふらふら。街のどこもノスタルジーに溢れていて、散歩に最高でした。
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鮎の干物が名物っぽかったのですが、ここでは甘露煮を購入。ご飯と日本酒がすすむ甘い味付けで、骨まで柔らかくてとても美味しかったです。
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射的屋やコリントのお店もあります。浴衣着て遊びに来たいですね。これはミニーちゃんのスカートに手を伸ばすナゾえもん。
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わっ。かわいい。
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ちょっと疲れたので喫茶店へ。
満月堂という、川に面した喫茶店です。
オリジナルブレンド。砂糖を焦がしたような独特の甘い芳香があり、美味しかったです。
陶器の灰皿は、肩身の狭い喫煙者を歓迎してくれているような気がして、なんだか嬉しいですね。
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内装です。ゆったり落ち着ける雰囲気。
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窓からの景色ですが、これがもう絶景です。いつまでも座っていたいレベルでした。
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お店を川側から見るとこんな感じです。川との距離、ゼロです。
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その後、ぷらぷら歩いていると、お饅頭の試食を誘われます。
じゃあいただこうかと入ると、なんと試食なのにお饅頭まる一個。
しかも、「奥でお茶でも飲んでいって下さい」とのこと。
サービス精神凄すぎます。お金取れるよ・・・。
お店はここです。
『 饅頭総本山 源楽 』
炭を使った黒ごま饅頭を頂いたのですが、これがしっとりしていてほのかに炭の香りがし、ゴマ餡も上品な味で、とてもおいしいお饅頭でした。
ここまでもてなされたら買わないわけにはいきません。お土産を購入。
返報性の原理抜きにしても、お土産が買いたくなります。そのくらいお饅頭が美味しかったのです。
値段を見ると、なんと1つ100円以上する様子。
お茶までつけて、なんてものを配ってるんでしょう・・・。美味しかったのでまた買いに行きます。

少し早めの夕飯は、車を少し走らせ、大仁に。
大仁駅のすぐそばの、「鮎茶屋」というお店でいただきました。
頼んだものは、塩焼きと鮎釜飯のセット。(2200円)、うるか(600円)です。
5時開店だと思って駐車場で待っていたら、5時半だったそうです。気づいた優しい店主さんが、わざわざ30分早くお店をあけてくれました。
味の感想の前に、とりあえず写真を。

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久々の鮎の塩焼きだったからか、狩野川のものだからなのか、もう最高の一言に尽きました。
鮎はかなり大振りで、食べごたえがありました。身剥がれもよく、頭と骨だけキレイに残りました。
母はよほど気に入ったのか、大振りだと言うのに、頭も骨も全部食べていました。流石に硬かろうよ・・・。
内臓は嫌な臭みが全くなく、鮎の内臓の美味しさを堪能でき、とにかく素晴らしいものでした。地元でとれた鮎より美味しかったと思います。

釜飯は、塩焼きに使われたのと同じくらいのサイズの鮎を、まるまる一匹使った様子で、こんなに鮎入れなくても怒らないよ?と言いたくなるくらい具沢山でした。
ほんのりと香る鮎の風味がご飯にも移っており、これもとても美味しかったです。

うるかは、初めて食べるものでした。
見た目こそグロテスクなものの、「あ、鮎だ・・・」とわかるあの独特の内臓の風味と苦味。
あまり発酵させてないのか、塩辛なのに新鮮なイメージを受けました。
日本酒との相性が素晴らしく、とにかくまぁ幸せでした。

釜飯と塩焼きのセットは、もっとお金取ってもいいんじゃない?というくらいの満足度だったので、旅行者をガイドするならこのお店に連れて行こうと思います。


翌日。
この近辺で一番好きなお寿司屋さんである、「まとい」へ。
シャリが少なめで、ネタは大きめ。細長い握りが特徴のお寿司屋さんです。
ここ『 まとい
場所は修善寺温泉の奥の奥です。
特上寿司でも2600円と、かなり良心的な値段設定です。盛りつけも器も洒落てます。
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この日はけっこう混んでいて、カウンターはいっぱいでした。
お寿司には汁物がついてきます。
いつもはエビの味噌汁なのですが、今日はタイのお吸い物でした。
一度火を通したタイで出汁を取ったのか、タイには焼きいろがついており、生出汁っぽさの少ない上品な味でした。
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とても楽しい旅行でした。恋人とのデートというより、ゆったりとした家族旅行にオススメです。日帰りでもいいのですが、せっかく修善寺に来たからには温泉に入りましょう。
素敵な宿もたくさんありますよ。

あ、そういえばお土産に骨董屋さんで鼻煙壺を買いました。
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鼻煙壺というのは、中国の嗅ぎタバコ入れです。
ちょっと素材が安っぽく、パーティングラインのズレや、バリなんかがあるものの、デザインが気に入ったのでお土産に購入。
観光地の骨董屋なんて、普通は値段交渉をするものだと思うのですが、3000円くらいかなぁと思っていたのに1000円と言われたので、値切らず購入です。
他にもタバコ盆やキセル入れ、タバコ入れなど、面白いものがありました。
内部はおそらく樹脂で、蓋の内側に匙もついているので、実際に使用することも出来る品です。

ただ、公の場でスニるとたぶん通報されるので、おうちの中で楽しみましょう。

とても楽しい旅行でしたが、もちろん安定剤を飲んでの行動だったので、帰ってきたあたりで薬が切れて胃痛を起こしました。
楽しいという感情の起伏も胃痛の原因なの、なんか納得いかないですね。
地元がこんなに楽しかったのかと、小さな発見と、軽く感動を覚えました。

こんど誰か行きましょ。ガイドしますよ。

ハバナイストリ ハワイアソベビーウッド口ーズ編

コミティア118で出したネーム本です。
またです。また2日前にプロット書き始めたとかいうふざけた本です。
内容は察してください。
ダメ!ゼッタイ!

表紙
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P5
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P7
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こんな感じの本です。
完売御礼でございました。
ハバナイストリシリーズが溜まったら、総集編出したいですね。
その前にデクスロメソノレファン編ですが。


コミティア118参加します

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スペースはJ24b、ネオトサイトです。
新刊は「ハバナイストリ ~デクストロメソノレファン編~」です。
幻覚剤でトリップする漫画です。
今描いてます。ひー。

コミティア118申し込みました

いやー。イベントとイベントの間が短いですね。
次はお薬本です。幻覚の世界を旅行するような感じのものが描けたらなと。
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コミティア117お疲れ様でした。

Q,なんで事前に参加スペースを知らせないで事後報告なの?
A,管理人がダメだからです


すみません。出ておりました。
休む気だったのですが、当日の深夜に行くことにしました。
そして無料配布した紙です。

・・・次はちゃんとやります。
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次は秋のコミティアに出るかと思われます。

コミティア117申し込みました。

8月21日に東京ビックサイトで開催される、コミティア117に申し込みました。
申し込みサークル全てにスペースを用意出来たとのことなので、お知らせを。

前回の更新からなんと半年!
ブログ開設当時は月に一回は記事書きたいとかほざいていたのに半年!
そしてサークルカットにおいては使い回し!

持ち込み用のを描かなければなのですが、その前に、前々から描く描く言ってたオフセ本を刷ろうかなと思っています。

ミノカサゴ本。


それと、陰茎増大薬の広告がいつもトップにあるのもアレなので、ちょくちょくブログも更新します。
はい。
ではよろしくお願いします。

ベラドンナ

ベラドンナ


「変わった味のお茶だな。」

じめっとした図書館、高すぎる天井からぶら下がる照明からは、本を読むのには少し不十分な、魔法による暖色の炎がゆらめいていた。
分厚い一枚板のテーブルには、高く積まれた幾冊もの古い本が。
その間にはペン、インク、羊皮紙、紅茶、煙草が。
そしてそれをはさみ、向かい合うように、霧雨魔理沙とパチュリー・ノーレッジが座っていた。

「中東のお茶だそうよ。お茶とスパイスを牛乳で煮出すらしいわ。」

「へぇ。そう言えば変な茶を淹れるのが趣味な奴がいたっけな。」

ふと魔理沙は、前に飲んだ福寿草のお茶を思い出す。ああ、あれは正直まずかったなと。
自信たっぷりの咲夜に気を遣って、レミリアが我慢して飲み干していたのは傑作だった。

「ところでお味は?」

「いや、少し甘っくどい気がするが、濃厚で好みだぜ。しっとりしてないプレーンのマフィンあたりがすごく怖い。」

なんといえばいいのだろう、目の前にある、煮出したミルクティーに抹茶を加えたような色をした液体からは、まるでスパイスを積んだ商船の倉庫のような、遠い異国を思わせる香りがした。かなり甘いのに嫌味のない苦味もあり、鼻の奥に抜けるどこか爽やかな香りがある。食欲をそそらない見た目とは裏腹に、驚く程調和がとれた美味しいお茶だった。

「そう。私は苦手だったわ。甘過ぎるし、丁子?かしら。あの臭いがどうにもだめで。」

そういうパチュリーは普通の紅茶を飲んでいる。ダージリンだろうか、上品な香りがこっちまで漂ってくる。

「好き嫌いは良くないぜ。」

わざとパチュリーの顔に向けて、まだ丁子の香りの残る煙草の煙を、ふーっと吹きかける。向かいに座る魔女は、むすっと顔をしかめた。

「いつも夕飯をたかりにきては、ニンジンを残すのは誰かしら?」

「さぁ。ワガママなコウモリの、これまたワガママな妹じゃ・・・。」

さっきからなんとなく感じてはいたものの、今はっきりと、食あたりを起こした時のような、高熱にうなされている時のような、唾を飲み込むのが嫌になる不快感を、魔理沙は感じた。

「何か?」

「いや、なんだか少し吐き気が・・・。」

「効いてきたみたいね。」

霧雨魔理沙はすぐに察した。この女が、この魔女がまた何かを盛ったのだ。
思えば随分な色をしているじゃないか。咲夜が運んできたから油断していた。
なんのためらいも無く飲んだ私も私なのだが。

「おいおい、またかよ。今日はなんの実験だ?いつもは事前にことわるじゃないか。」

「魔法薬・・・と言いたいところだけど、今日のは少し特殊ね。」

「そんなことより、少しお花を摘みにいきたい。」

いつものようににやけた顔を作り、気丈に振舞ってはいるものの、気を抜くと今にも吐きそうだった。

「歩けるかしら?」

「手を貸せ、と言ったつもりだったが、聞こえなかったか?」

「花畑に行きたいと聞こえたわ。ええ。そのつもりよ。」

いつも通りの皮肉の応酬。だが今日は少し魔理沙の方に余裕がなかった。

「おい、冗談じゃなくてほんとに・・・う・・・ごめん。だめだ・・・我慢できな・・・ぉぇっ・・・う・・・。」

びたびたと、口に含めるか含めないかくらいの量の吐瀉物をティーカップに吐き出す。胃酸が鼻腔に回って涙が出てきた。ここにくる前に何も食べていなかったのが、せめてもの救いだろうか。

「ちょっと。本は汚さないでよね。」

「すまない。いや、盛られたんだから私は悪くないな。お前が謝れ。」

どちらにも悪びれる様子は無い。
それもそうだ。机を汚されることはパチュリーにとっては想定内の出来事で、魔理沙は毒を盛られた被害者だ。

「これは失礼したわ。・・・あら。人間なんだから朝食はしっかりとらないとだめじゃない。それともまた、お昼をたかる気だったの?」

机に飛んだ、固形物のほとんど混じっていない飛沫を拭く魔理沙を、まばたきもせずに、じっとりとした目でパチュリーは見つめる。まるで、何かを待っているかのように。

「うるさいなぁ。・・・いやちょっと待ってくれ。パチュリー。なんだか、おかしいんだ。館が妙に広く見える。それにお前の顔も・・・ぐにゃぐにゃだ。」

魔理沙はなんとなく、何を盛られたのか察し始めていた。幻覚系の薬かなにかだろう。 ”軽度のもの” なら、キノコで慣れていた。気分が悪くなって、その後少しふらついて、少し視覚に変化がある程度だ。ただ、ここまでのはっきりとした幻覚は初めてだった。本の背表紙の文字は溶けたチーズのように歪み、図書館自体は、まるで自分が一匹の小さな蟻んこになったかのように巨大に見えた。パチュリーの言葉も、なんだか本来あるはずの空気のフィルターを取り除いたかのように、クリアーに聞こえる。

「セイヨウハシリドコロ。狼茄子。オオハシリドコロ。」

「は?いきなりなんだ?何を言っている?」

毒を盛ったにもかかわらず、偉そうにつらつらと話すパチュリーに、魔理沙は少なからずいらついていた。

「別名、ベラドンナね。」

ぞわっと、血液の温度が一気に下がる。背筋は凍り、髪が逆立つのを感じた。それもそうだ。魔女、魔法使いなら、誰だって知っている毒草の、それも猛毒の植物の名前だったからだ。

「おい!そのくらい私でも知ってるぞ!ふざけるな!!解毒は間に合うんだろうな!?」

立ち上がり声を荒げる魔理沙を尻目に、パチュリーはさらっと言った。

「間に合うに決まってるじゃない。ベラドンナの解毒くらい、ワケないわ。」

自分が安全な状態にあることを理解すると、魔理沙はなんだかさっきまで怒っていたのが恥ずかしくなってきた。へなへなと椅子に座り、子供の冗談に付き合わされた大人のような笑みを浮かべる。

「先に言え・・・ひやひやしたぜ。吐いて安心したら気分の悪さは少し落ち着いたが・・・幻覚は酷くなるばかりだ。吐いた量も飲んだ量より明らかに少ない。早く解毒してくれ。」

だがパチュリーは笑っていなかった。相変わらずじっとりとした冷たい目で、こちらを見つめている。

「”ベラドンナの解毒”が間に合うといったのよ。視界がぐにゃぐにゃ曲がるのはブフォテニンのせい。オオガマの耳腺液から抽出したものよ。スパイスと砂糖と牛乳をたっぷりいれたのはその生臭ささを隠蔽するため。空間が変化するのは、あなたの好きなキノコの成分よ。アマトキシン、ムッシモール、ムスカリン、シロシビン、イボテン酸。おかげで濃厚な旨味があって美味しかったでしょ?それに朝鮮朝顔、トリカブト、ドクゼリ、ヨウシュヤマゴボウ、夾竹桃。有名どころをほとんどと、あとはそうね。咲夜に頼んで手にはいるものを、美味しく飲める範囲で、20種類くらい調合したかしら。」

なんて奴だ。振り回してから一度落ち着かせた後に、思いっきり投げ飛ばしやがった。しかし一度クールダウンした魔理沙は、自分でも信じられないくらい冷静だった。

「・・・要するに、猛毒のカクテルを飲んだ私は、手遅れってことか。」

「ええ。そういうこと。安心して。即死はしないわ。言う程苦しむ事もない。感謝してよね。」

あら、いらっしゃい、とでも言うように、パチュリーは魔理沙が助からないことを、本人に告げる。

「・・・私が何をした。」

魔理沙の心に浮かんだのは、怒りや恐怖ではなく、疑問と、友人だと思っていたパチュリーに裏切られたことによる悲しみだった。

「    ・・・を盗んだ。・・・本を、盗んだ。」

少し間を開けて、パチュリーは軽くうつむきながら、魔理沙を殺害するに至った動機を、シンプルに述べた。

「それだけか!!?それだけで!・・・っ!」

「・・・それだけ?あなたは自分の一部とも言えるものを勝手に持ち出され、ずさんに管理され、挙げ句返ってこないことを、『それだけ』で済ませるのかしら?たかが人間一匹なんかよりも、よっぽど価値のある本が何冊あったと?」

目が笑っていない。まずい、今のは失言だったようだ。

「すまなかった、謝る。この通りだ。本も返す。だから頼む。お前の魔法で解毒を・・・。」

「言ったでしょう?”手遅れ”よ。魔理沙。ここにある芥子で、苦痛を和らげることくらいなら出来るわ。そもそも、元から入れてあった麻薬系の材料は、吐き気に気付くのを遅くして、苦痛を紛らわすために入れたのよ。」

自分の置かれた状況をだんだんと飲み込み始めた魔理沙は、うろたえ始める。

「なぁ、冗談なんだろ?なぁ・・・?」

眉を八の字にして笑いながら聞くが、パチュリーは相変わらず無表情だった。

「今の自分の状態で、冗談かどうかくらい、なんとなくわからない?」

もう諦めた方が良さそうだ。パチュリーは本気だ。レミリアとこいつ程の長い付き合いでも無いが、そのくらいはわかる。三半規管がやられ、椅子に座っていることができなくなった魔理沙は床に転げ落ちた。起き上がれる気は、しない。

「・・・ははは。最後の晩餐が芥子の実ってか。私は地獄行きが決定しているからな。悪くないチョイスだ。もちろん、あんぱんの上に乗ってるのよりは、うまいんだろうな?」

強がってジョークを考えていると、閻魔の顔が浮かんだ。ああ、あの時、あの花騒動の時、あいつをこてんぱんに叩きのめしておけば、地獄に行かずに済んだんじゃないのか?あの死神に賄賂は・・・効かなそうだ。幽々子に反魂してもらうか?いや、そんなに簡単でもなさそうだ。

「幻想郷といえど、芥子を手に入れるのは苦労したんだから。感謝してよね。」

「恩に着るぜ。くそったれ。」

「どういたしまして。せっかくだし楽しんだら?」

「強がっちゃいるが、これでも相当キテるぜ?お前はもう、おばけシメジみたいに見えてる。何を言っているのかも、バラバラの単語を脳内に直接ねじ込まれてるみたいだ。」

確かに、魔理沙はもう意識を保つので精一杯だった。パチュリーが目の前で話しかけてくることと、ここが通い慣れた図書館であることが、かろうじて魔理沙の意識を現実につなぎ止めていた。

「明らかな幻覚は、アトロピンやスコポラミンといった、朝鮮朝顔から抽出したアルカロイドの影響ね。他のナス科の植物性アルカロイドも、確か似たような効きだったと思うわ。言葉が飲み込みにくいのは、時間感覚の変化からくるものよ。麦角アルカロイドなんかの影響かしら。全てが複雑に作用してるから、どれがどれとは言えないわ。」

やっと少しだけ、パチュリーの口角が上に傾いた。自分の研究結果を自慢する魔女というのは、どうしてこうもみんな、嬉しそうにハキハキと喋るのだろうか。

「難しい話は嫌いだぜ。ところで、私は残りどのくらいだ?」

残された時間で出来ることを考える。
咲夜を呼んで、なにか美味しいものでも食べさせてもらおうか。
みんなを呼んでもらって、別れを惜しんでもらおうか。
それとも、ありったけの魔力をつぎ込んで、目の前の魔女を道連れにしてやろうか。

「以外と長いわよ。短くても4時間、長ければ半日は持つわ。ショックさえ起こさなければね。」

「・・・なんだ。間に合うじゃないか。永琳の所へ行ってくる。」

余命が予想よりも長いことを知ると、もしかしたら助かるかもしれないという、淡い希望が湧いてきた。

「立ち上がれもしない状態でどこに行くつもり?往生際が悪いわよ。」

「咲夜に時間を止めて貰えば間に合うだろ?なぁ、頼むよ。連れていってくれ。」

「お花畑に、だったかしら?後で連れていくわ。それに聞こえなかった?もう”手遅れ”よ。あの医者でもどうにも出来ないわ。」

ああ、こいつは私を実験がてらに殺したいんじゃない。殺したくて殺したいんだ。ここで魔理沙は、パチュリーの目的をやっと理解した。

「・・・お前、狂ってるよ。」

「そうね。あなたのせいで狂ってしまったのかもしれないわね。それを言うなら、あなたも既に薬で狂っているわ。」

ははは、と、顔を下に向けて力なく笑う。

「はぁ・・・。もうあきらめたよ。魔理沙さんはいさぎがいいんだ。早く芥子をくれ。」

「最初からそう言えばいいのよ。」

パチュリーは、なんだか嬉しそうだった。人が死ぬと言うのに。数年連れ添った友人が死ぬと言うのに。

「なぁ、動けないんだ。後生だ。吸わせてくれよ。」

もう甘えられるだけ甘えてしまおう。諦めたらなんだか急に楽しくなったきた。

「吸う?せっかく芥子をヘロインにまで精製したのに?そんな勿体ない使い方するの?」

ひらひらと、小さな袋に入った成果物を見せつけるパチュリーは、相変わらず嬉しそうに笑っている。それにしても、私を殺したいなら何故苦しませないのだろう。恨みによるものなら、この行動はいささか不可解だ。

「なんだ?注射は嫌いだぜ。」

「もったいない。静脈注射がダントツなのに。なら服を脱ぎなさい。量が量だから粘膜から直接摂取させるわ。」


風呂を借りたことは何度もあるし、裸なんて見られ慣れている。だが図書館という、裸にふさわしくない場所が、魔理沙を不思議な気持ちにさせた。それに、「粘膜から直接」というのは、つまりはそういうことだろう。

「だから動けないんだって。お前の嫌味ったらしい言葉を理解して、こうしてゆっくりしゃべるのが精一杯なんだ。脱がせてくれ」

もう、どうでもよかった。ただ、恨まれ憎まれ嫌われていると思っていただけに、パチュリーがそういうことをしたがっているのは、少しだけ嬉しくもあった。

「手間がかかるわね。減らず口を叩く元気と理性が残ってるなら、自分で脱いで欲しいわ。」

「脱がしてから盛らなかったお前のミスだ。恨むなら自分の不手際を恨むんだな。」

頭で考える前に口から言葉が出てくる。ああ、普段の私は、意外と頭を使わずに生きていたのかもしれないな。

「ちょっと、このドロワーズちゃんと洗ってる?」

「あー、この時期は嵐が多くてな。洗濯ができないんだ。」

「その、なんというか、ひどい匂いよ?」

正直に言うと、これはとてつもなく恥ずかしかった。言い訳が思いつかなかったらどうしようとさえ思った。
それにしても、薬で顔が青ざめていてよかった。恥ずかしがっているのがバレでもしたら、この魔女はさぞ嬉しそうに笑うことだろう。

「はぁ。呆れた。・・・脱がすわよ。」

「やるならとっととやれ。」

「あら。少しは生えてきたのね。おめでとう。」

ほんとうに嬉しそうに笑う。今の私はパチュリーにとって、きっと友人というより、玩具なのだろう。

「いちいちうるさい。」

「いれるわよ。」

「おいちょっとまっ ッ!!!」

前戯も無しに、パチュリーはヘロインを溶いたうずらの卵大のゼリー状のものを、魔理沙の膣に押し込んだ。

「・・・。」

「・・・驚いた。あなた処女だったのね。」

破瓜の血が、パチュリーの中指をてらてらと光らせる。

「当たり前だ。くそ。お前なんかに捧げることになるとはな。」

「霊夢が良かった?それとも人形遣い?それともあの河童かしら?もしかしてあの半妖の店主?」

「・・・いや、そう考えると、あいつらお前以上に何するかわからないからな。お前でよかったのかもしれん。」

この会話は、2人の照れ隠しだろう。どこか気まずそうで、口調がいつにも増して冗談じみていた。

「光栄だわ。それに血管が剥き出しの方が回りが早いでしょ?良かったじゃない。」

「ラリってさほど痛みも感じないしな。ははは。それにしてもすごいな。もう回りだしたぜ。」

魔理沙はこの時、今まで生きてきた中で感じた幸せや快感は、ごくごく小さなものだったことを知る。それほどまでに、このヘロインというものの快感は、桁違いだったのだ。霊夢にまぐれで勝ったあの時の快感さえ、この上なんてないんじゃないかと感じたあの時の快感さえ、それこそ芥子の実のように小さく感じた。

「具合はどう?」

「はは、最高だ。ははは。パチュリー、最高だよ。ところで、ここはどこだ?」

さっきまでの不安が嘘みたいだ。
なんで私は死ぬことに怯えていたのだろう。
なんでこの極彩色のサーカスを楽しめなかったのだろう。
なんて穏やかな気分なんだろう。
なんて幸せなんだろう。
なんて気持ちがいいんだろう。
どうしてこの世界が一つだと思っていたのだろう。
あれ?ここはどこだ?さっきまで図書館に・・・。

「魔理沙。」

魔理沙、というのは、たしか私の名前だ。つまり、誰かが私を呼んでいる。でも私のそばにいるこいつは誰だ?この身長4メートルはあるこの女は、誰なんだ?そもそも人なのか?この牛はなんだ?この蛇は?それになんで川が?
なんだか自分だけが、別の次元から現実を覗いているような、そんな気がした。

「お前は誰 だ?パチュ リー?パチュリーは どこに いった?」

「魔理沙。魔理沙。ああ・・・。」

パチュリーはこの時、失敗したと思った。取り返しのつかないミスを犯したと思った。幻覚剤の量が多すぎて、魔理沙が現実を完全に認識出来なくなってしまっていたからだ。

「なぁ、誰 だか知らないが こっちきてみろよ。すっっげぇ キモチイイんだ。もう全てが ぜんぶが・・・なんだ、その、完璧?そうだ。完璧だ。パーフェクトだ。・・・あとお前、この辺で紫の髪の女を見なかったか?」

「じゃあお言葉に甘えようかしら。紫の髪の女は、後で来るそうよ。それよりそこのあなた?床は硬いでしょう?ソファーに運んであげるわ。」

こういう時は、無理に現実に連れ戻さない方がいいことをパチュリーは知っていた。なにかきっかけがあれば、魔理沙は私を私と認識できるだろう。自身も服を脱ぎ、そして魔理沙の上に覆いかぶさった。

「そうか。ありがとさん。…あれ?おぉ。パチュリーじゃないか。どこに 行ってたんだ?それになんで裸なんだ?あれ?肌がすげぇ色してるぜ?大丈夫か?」

意外にも、私を私だと認識するのは早かった。直接肌と肌が触れ合うのは、どこか生物の本能のようなところを刺激するのかもしれない。

「魔理沙・・・。」

「なぁ、さっき この辺に 妙に背の高い 変な女が いたんだ。緑の でっかい牛と、太かったり 細かったりする 蛇みたいなのを連れてたよ。」

「その人ならさっき帰ったわ。それより楽しみましょう?」

「ああ、来いよ。今なら何でも出来るし、何でもしてやれるぜ!」





「好きだ・・・。愛してる・・・!愛してる!」

「私も!私もよ!嬉しい!魔理沙!魔理沙!」

鍵はかけてあった。地下は音も漏れない。2人は時間も忘れ、溶けるように交わった。魔理沙に明らかな変化が現れたのは、ソファーに移動してから5時間が経ったあたりだっただろうか。

「パチュリー?あれパチュリー?パチュリー?なんで明かりを消したんだ?ちょっとなんかで照らしてくれ。」

もちろん、照明は落としていない。パチュリーは、魔理沙が光を失ったことに気づいた。もう長くはないだろう。

「大丈夫よ。ここにいる。ここにいるわ。私がいれば目なんていらないでしょう?」

「良かった・・・。ああ、お前が私の目になってくれるのか?それはそれで悪くない。・・・なぁ、帰るのはもう少し後にしないか?お前ともう少しここにいたい。」

「ええ。そのつもりよ。大丈夫。あなたが飽きるまで一緒にいてあげるわ。」

「そりゃあ、よかった・・・。パチュリー、そういえばさ、昨日、いや、一昨日だったかな?変な 夢を 見たんだ。お前が 私を殺そう と するん だよ。なぁ、笑っ ちゃうだ ろ?」

「ふふ。そうね。笑っちゃうわ。そんなこと、あるわけ・・・ないのに・・・。」

「はっはっは!お前は私のことが大好きだからな!まぁお前と言わず、魔理沙さんはみんなに愛されてるけどな!」

「そうね。あなたのこと、大好きよ。」

「ははは。嬉しいこと言ってくれるぜ。パチュリー・・・」

「魔理沙・・・。」

「・・・。」

「魔理沙・・・?」

「・・・。」





「・・・さようなら魔理沙。・・・魔理沙。」

不思議と、涙は出てこなかった。
魔理沙は、死んだ。
魔理沙は、死んだ。
まだ温かかく、安らかな顔をしているが、霧雨魔理沙は死んだのだ。
しばらく横に座り、気持ちを落ち着けてから、パチュリーは咲夜を呼んだ。




控えめなノックの音。咲夜はいつもそうだ。私が大きい音を嫌うのを知っている。

「失礼します。パチュリー様」

「どうぞ。」

「・・・終わりましたか?」

咲夜は、パチュリーの協力者だった。この殺人は突発的なものではなく、計画されたものだったのだ。

「ええ。人形使いに先にとられて中身を抜かれて剥製にされないか、ひやひやしていたわ。・・・ところで、アレは出来たかしら?」

ローブに腕を通し、髪を手櫛で整えながらパチュリーは聞く。

「一応出来たのですが、申し訳ございません。完全なものは・・・」

申し訳なさそうに、咲夜が言う。だがパチュリーは、これが詫びている体を繕うための演技であることもわかっていた。自身の設定した及第点を、大きく上回るものが出来たことのアピールだと気付いていた。

「どのくらい?」

「通常の100000分の1倍、といったところでしょうか。」

「お釣りがくるわ。流石ね。」

「光栄です。」

「これで咲夜が死にさえしなければ、永遠にキープ出来るのだけど。・・・どう?」

振り返りながら、咲夜に問いかける。

「私は最後の最後まで人間ですわ。そこに座っているのと同じで。」

微笑みをたたえた口元とは対照的な、どこまでも冷たい目で、咲夜はソファーの上の魔理沙を見つめる。

「冗談よ。あなたに手を出したら、私とてレミィに殺されかねないわ。」

左手をひらひらと軽く振り、思いつきの冗談であることを咲夜に伝える。

「私に用意させたのは、ほとんどが魔理沙を”殺すための毒”ではなく、防腐と状態維持に使う魔法薬の原料ですね。」

いつもは自分からものを言わない咲夜が、珍しく話しかけてきた。クールに見えても、少しは動揺しているのだろう。無理もない。いつもの”食材”とは違い、数少ない慣れ親しんだ人間だ。

「ええ。ご名答よ。よくわかったわね。」

「毎週のように色々調達していれば、流石に覚えますよ。」

目をつむり、微笑んだまま、何かを思い出すかのように咲夜は言った。

「あなたの作ったこの時計、魔理沙がまだ生きているうちに飲ませた魔法薬、そして私がこれから永続的にかけ続ける魔法、これで魔理沙は”このまま”よ。」

「こうして静かにしていれば、可愛いんですけどね。」

「ふふ、まったくだわ。でも最期はなかなか、可愛かったわよ。」

「あら。ノロケ話ならお嬢様にお願いしますわ。」

「これは失敬。それと咲夜、時計を持ってきて貰ったばかりで悪いんだけど、少し外してもらえないかしら。」

「かしこまりました。では失礼します。」

「ありがとね。」

「いえいえ。パチュリー様は、お嬢様の大切な御友人ですから。」

咲夜も、パチュリーも、これだけで事が済まないことくらい、わかっていた。最後のは、レミリアに迷惑がかかることへの、咲夜なりの最大限の嫌味だったのだろう。咲夜はかつかつと、螺旋階段を登っていく。





午前のように、この広い図書館には、パチュリーと魔理沙だけになった。午前と違いがあるとすれば、この広い図書館には、パチュリーしかいないことくらいだろう。図書館は、いつにもまして静かだった。パチュリーは、虚ろな目で、魔理沙だったものに話しかける。

「ああ魔理沙、やっと私だけのものに・・・。」

返事はない。

「毎日服を着替えさせて、毎日お風呂に入れてあげる。毎日髪を梳かして、毎日キスをしてあげるわ。毎日一緒に寝てあげるし、毎日側にいて本を読んであげる。魔法だって、あなたのよりずっとずっとすごいのを教えてあげる。」

返事はない。

「老いて醜くなることも、いつもみたいにどこかで生傷を作ることも、誰かに汚されることもない。」

返事はない。

「私だけの、私だけの完璧な魔理沙。500年、いいえ、1000年先までだって愛してあげるわ。」

返事はない。

「ところで魔理沙?ベラドンナが猛毒であることは知っていたみたいだけど、『ベラドンナ』という言葉の意味は知っていたかしら?イタリア語で『美しい女性』よ。花言葉は『沈黙』。今のあなたに、ぴったりだと思わない?」




魔理沙の体が、どさりとソファーに倒れた。




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だいぶ前に産廃に投稿し、毒殺合同に載ったSSです。
その毒殺合同がなんと再販されるとのことで、ついでにこっちにも載せた次第です。

お買い求めはこちらからどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/onmoraki2000/20151727.html

受付は7月31日までだそうです。
どうぞよしなに。

コミティア114参加します

前日告知で申し訳ございません。
明日、11月15日に東京ビックサイトで開催される、コミティア114に参加します。


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ミノカサゴがショタを捕食するこんな本が出る予定でしたが

・・・間に合わないのでこんな本が出ます。

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ブフォテニン本。
ヤク中のおねーさんがヒキガエルでトリップするお話です。
レポ本ではありません。フィクションです。本当です。本当です。

今朝ネームを切り始めたので、ほぼ一日で作る突貫本。
間に合うといいですね!

コミティア114申し込みました

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11月のコミティア申し込みました。
コミティアは不備さえ無ければだいたい受かるので、たぶん受かるでしょう。
ミノカサゴ本です。
また魚類。三連続魚類。

一応エロで申し込みましたが、そろそろ持ち込み用のを完成させねばならないので、今は一般向け描いてます。
余裕があったら新刊2冊!
・・・余裕があったら。

セミを食べよう!

みーんみんみんみんみぇぇぇええええええ!!!
みーんみんみんみんみぇぇぇええええええ!!!!
みーんみんみ
ジッ!ジジジジジジジジジジ!!!

昆虫食に興味が、というか幼少の頃より慣れ親しんでいた私ですが、まだセミを食べたことがありませんでした。
セミは昆虫食ではメジャーな部類だそうで、調べるとわんさか情報が出てきます。
セミ会なるものもあるとかなんとか。

そんなわけで、私もセミを食べてみることにしました。

8月19日。夕方5時。
私「もしもし」
友「なに」
私「セミ採りに行こうぜ!」
友「いいよ」
私「今からいくわ」
友「おう」



虫が嫌いな友人ですが、暇だったのかあっさりOKをくれました。
一人で行ってもいいのですが、いい年した野郎がセミをひたすら捕まえるのは、絵面がよろしくないので。

そんなわけで、ビニール袋片手に近所の公園へ。
網?そんなもの使いません。捕獲は手掴みです。

まずはハードルの低そうな小型のセミを・・・。と思ったのですが、ツクツクボウシの声は聞こえるものの、姿が見えません。
手の届く範囲にいるのはミンミンゼミとアブラゼミのみ。
クマゼミ程ではありませんが、大型です。
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仕方なく捕獲。

メスが美味しいとのことで、オスは1匹だけ捕獲し、後は逃がしました。
捕まえてバタバタ暴れるセミ、なんかハリーポッターのあの謎スポーツを思い出しました。
捕まえて騒ぐのがオス、ずっしりしていて騒がないのがメスです。
まったく。男のクセにギャーギャー騒いで・・・。

とりあえずビールのつまみ程度に捕獲し、帰ることにしました。
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数回尿を浴びせられましたが、我慢です。
それにしても簡単に捕まえられるのがいいですね。

途中、童心に返り、カメラ片手に木登りをしてみました。

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高いですね。落ちたら骨が折れるか、下手したら死ぬでしょう。
身体能力、かなり落ちていますからね。子供の頃の感覚で登ると、結構危険です。
そういえば、子供の頃登った木。あの頃はすごく高く感じたのですが、大人になってから見ると意外と低かったりするんですよね。
ものの大きさや高さって、自分の体との相対で認識しているようです。
・・・つまり大人になってから登って相当高いと感じたこれは、子供の頃登ってたらセミの如くおしっこちびる高さなのでは・・・?
そんなことを木の上で考え、ちょっとビクビクしながら木から降ります。
行きはよいよい帰りは怖い。
登るのより降りる方が難しいんですよね。

セミの話に戻ります。
広い公園だからか、かなりの抜け殻を見ることができました。
これなんて見て下さい。

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超人気。
ここで羽化するのがトレンドとでも言わんばかりの人気スポット。
木にしてみれば、根っこから樹液吸われまくってたまったもんじゃありませんね。

職質されるのも嫌なので、用が済んだら捕まえたものを持ち帰り、ビニール袋に水を入れてそのまま軽く洗います。
もうこの時点でセミは虫の息です。虫だけに!虫だけに!

これを揚げるのですが、水がついていると油が跳ねるので、とりあえず乾かします。
魚って、とれたてピチピチのを食べるより、冷蔵庫で寝かせた方が美味しいですよね。

それに倣い、あずきバーの箱に移して冷蔵庫へ。

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死んでもらいまひょ。

セミは寿命が短いのになんてことするんだ!
と言う人がいるかもしれません。
しかし、地上に出てからの寿命が短いだけで、幼虫はものっすごく長生きです。
昆虫としても、孵化から死ぬまでの期間は、長い部類に入るでしょう。

罪悪感など、これっぽっちもありません。

8時間程、冷蔵庫で寝かせました。
もう皆息絶えています。

これをお箸から泡が出る程度に熱したオリーブオイルに投入。

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しっかりと素揚げにしていきます。

はい。揚がりました。

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ミンミンゼミの透き通る羽が美しいですね。
足のある方はゴキブリを彷彿とさせますが

これにモンクロシャチホコの時にも使った駿河湾産の窯焚き塩をまぶし・・・。

と思ったら、洗った時に逃げたのか、一匹シンクにミンミンゼミが生き残っていました。
濡れています。
・・・でももう他のは揚げちゃいました。

なので片栗粉をまぶし、可哀想ですが生きたまま煮え滾る油の中へ。

生きたまま揚げられるって、もう前世で何したらこんなことになるのでしょう。
生きたままセミを揚げたりすると、こんなことになるんでしょうか。

ミンミンジージーと騒がしいセミですが、要はあれ、オスが
交尾したい!セックスしたい!えっちしたい!えっちしたいよぉぉぉお!!うわあああああああああ!!

って叫んでるんですよね。
・・・童貞のまま未練を残して死んだら、セミに転生しそうですね。

無駄な話はさておき、揚がりました。

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わぁ!お皿に盛るとグロテスク!


一匹目を口にいれるわけですが、なかなか勇気がいります。
あの大きさの昆虫を、そのままの見た目のまま口にいれるのですから。

南無三!

舌にワサワサとした脚と、パリパリとした羽を感じます。
思い切って咀嚼すると・・・。

エビです。

これは完全にエビです。
エビの素揚げです。

以前のモンクロシャチホコの幼虫編では、「昆虫独特の香りがする」などと書きましたが、セミにはそれがありません。
ただただ、エビの素揚げです。
羽はパリパリと噛み砕け、魚のうろこのように張り付いたりしません。
足もサクッと砕け、エビの足とそう変わらない食感です。
臭み等もありません。

美味しい!これは美味しい!
そう思い、もう気持ち悪さなど忘れ、無心でパリパリシャクシャク食べました。

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食べ終わった感想は、「もっと採ってくればよかった」です。
それ程までに、美味しかったのです。

この瞬間から、私にとっての夏は、その辺にわんさかおつまみがいる季節になりました。
オスメスで味に違いがあるのかと思いましたが、そこまで大差はありません。
捕まえたら判別せずに持ち帰っていいかと思います。
今回はミンミンゼミとアブラゼミを捕まえたのですが、見た目も味も、ミンミンゼミの方が優れているように感じました。
ミンミンゼミは、なによりその透き通る羽が美しいです。

食べてエビとそんなに変わらないことがわかったので、エビの揚げ物からアレンジ出来る料理には、だいたい応用出来そうに感じました。
片栗粉つけて揚げて南蛮漬けやナムルとか、唐揚げ粉つけて揚げるのなんかも良さそうですね。
小麦粉を着けて揚げて、カレー粉をまぶし、カレー風味なんかも有りかも。
天ぷらの衣をつけて、チリソースかけても美味しそうですね。

とにかく、セミは非常に美味しい虫です。
ハチなんかより断然美味しいと感じました。

唯一の問題は、そのビジュアルです。

背を向けて並べればまだ美味しそうに見えますが、裏側は、虫が苦手な人にはちょっとキツいものがあるでしょう。

幼虫は食べていないのですが、濃厚なナッツのような味がすると聞きました。
機会があれば、そっちにも挑戦してみたいですね。

なにより、都会でも手軽に自然の食材が手に入るという点で、セミ食は是非チャレンジしていただきたいものです。
あ、セミにはセミヤドリガという、白いほわほわした蛾の幼虫が寄生していることがあるので、いたら取っておきましょう。
揚げちゃえばただのタンパク質ですが、こっちは美味しくないかもしれないので。

馬鈴薯の契

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「ふふ、なかなか美味しいじゃない」

大妖怪八雲紫は、満開の桜と、丸く満ちた月を眺めながら、一人呟いた。
いつか見た、あの寂れた神社の境内の、小さな桜の木を思い出しながら。







「ごきげんよう。お腹の虫は元気にしてるかしら」

玄関からでも無く、突然居間に現れた紫は、いつも通りの挨拶をする。
玄関に鍵をしても、結界を張っても、この妖怪の前にそれは意味を成さなかった。
プライバシーという概念の存在しないこの登場の仕方に、霊夢はもう慣れていた。

「何よ。昨日から何も食べてないのを笑いに来たの?お米の一粒でも持ってないなら帰って頂戴」

万年参拝客の無い博麗神社の巫女は、相変わらず貧しい食生活を送っていた。
その昨日の食事も、玄米に大根の田楽、そして余った葉の味噌汁という、決して豪華とは言えないものだ。
そんなところに、こんなご挨拶である。当然、いい気分はしなかった。

「あら。そんなこと言うとプレゼントはなしになりますわ」

首を少し傾け、意地悪そうな笑みを浮かべると、紫は目を霊夢から少しずらし、障子の方にやる。

「悪かったわ!お茶いれるわね!」

現金な巫女である。仮にもこれが神に仕えるものであると思うと、祀られた神がいささか不憫に思える。
誰よりも信仰心に欠ける巫女は、嬉しそうに立ち上がった。

「お米じゃないけど、しばらくは餓えに苦しまない差し入れを持ってきたわ」

「飢えって程じゃないわよ。人間は意外と死なないの。3日4日食べなくても、あんたくらいなら倒せるわ」

「なら5日目には、私が勝つのね」

そう言うと紫は、もう一度霊夢の方に視線を移すと、開いた軽く鉄扇を振り、隙間を開く。

「何が出てくるのかしら?面白みはないけど米俵なんかがいいわね。牛肉なんかも素敵だわ。長らく食べてない」

キラキラと目を輝かせる霊夢は、お茶を運びながら隙間を見つめる。

「残念。「お芋は大切な食料」、ですわ」

もう一度鉄扇を振ると、目の前のスキマから馬鈴薯がごろごろと山のように出てきた。
重さにして、1両5貫はあろうかという大量の馬鈴薯は、どんどんと居間の中央に積み上がっていく。

「ちょっと!畳が!まだ土が着いてるじゃない!嬉しいけど何か敷いてから出しなさいよ!あー!もう!」

怒るに怒れない巫女は、感謝と不快感の入り交じった感情を、怒号という形で吐き出した。
口では怒っているものの、なんだかんだで嬉しそうな目をしている。

「これは失礼。でもこれでしばらくは腹の虫が泣かないんじゃなくて?」

「確かにそうだけど・・・こんなに沢山あると、食べきる前に芽が出ちゃうわ。それに、これから毎日馬鈴薯生活ね」

「あら。馬鈴薯の保存方法すら知らないなんて。人間は相変わらず無知で困るわ」

偉そうに講釈を垂れる紫ではなく、馬鈴薯の山を見つめながら、少し機嫌を取り戻した霊夢は聞く。

「どうやんの?」

「澱粉を抽出して、水飴にするなり焼酎にしたりするのよ。手伝ってあげましょう」

「で、あんたはその焼酎を半分貰っていくと」

「ご名答」

パチン、と鉄扇を畳み、霊夢の方に向ける。なんだか嬉しそうな口元を見るに、どうやらこの大妖怪は相当暇を持て余していたようだった。

「芋焼酎って甘薯じゃなくても出来るのね。で、どうやるの?さっそく作るわよ!」

「昨日から食べてない割には元気がいいのね。まずはふかし芋でも作ってあげましょうか?」

「明日から馬鈴薯生活だから遠慮するわ」

「そう。重労働よ?倒れないでね?」

馬鈴薯の山を指差し、あまり心配しているとは思えない口調で言う。

「だから人間は丈夫だって言ったじゃない。それで焼酎ってどうやって作るの?」

「まずは皮をむいて、おろし金ですりおろすのよ」

「・・・これ全部?」

目の前に積まれた馬鈴薯の山を見て、霊夢は途方にくれた。それもそうだ。なにせ自分の体重より遥かに重そうなくらい積まれていたのだから。
台所に運ぶだけでも一苦労である。

「お酒が飲みたくないのかしら?」

「わかったわよ・・・。はぁ。夜までかかりそうね。」

「まぁそう言わず。外の世界にはこんな便利なものがあるのよ。ピーラーと言って、皮むきが簡単に出来るわ」

「すりおろすのに便利な道具はないの?」

「あるにはあるけど、電気を使うから」

「河童に頼めばなんとかならない?」

「なんでも機械に頼る姿勢は、褒められたものじゃない」

この馬鈴薯も、元を辿れば外の人間のその姿勢からきたものだ。そして河童が核エネルギーを扱い始めた今、幻想郷でも他人事とは言えなくなっている。
幻想郷にも押し寄せ始めた科学の波は、だんだんとその幻想を奪いつつある。人が妖怪を、怪異を恐れなくなったのは、科学によってその存在の否定を証明していったからだ。
いつか終わるであろうこの幻想を、紫は憂いていた。

「別に褒められたくなんてないわ」

「苦労は最高の調味料、ですわ」

「はいはい。労せずお酒が飲めるなら、私はそっちがいいんだけど」

「はい。ピーラー。ならすりおろしは私がやるから、皮をむいて頂戴」

「わかったわ。でもその前に、あんたは汚れた畳を綺麗にしなさいよね」

大妖怪八雲紫が、人間の命令で鄙びた神社の畳を雑巾がけする様は、いささか滑稽に見えた。
よっこらせと、少女とは思えない掛け声と共に、馬鈴薯を台所に運ぶ霊夢の姿と、同じくらいに。








黙々と作業を続けていると、夜の帳は大地に皺を作るほどに垂れ下がり、雀の声は鵯に、鵯の声は烏に、烏の声は梟に変わっていた。

「はぁ。こんなに長時間台所に立ったのははじめてよ」

ふと目をやると、もう時計の針は未の刻を少し過ぎたあたりをさしていた。

「私も腕が棒になりそう。思ってたよりきつかったわね」

すりおろした馬鈴薯は神社にあった鍋にはとても収まりきらず、最後にはたらいまで動員された。
この二人には、衛生観念というものが無いようだ。

「次はどうするの?」

「これを水につけて絞って、澱粉を抽出する。所謂片栗粉作りね」

「あれってカタクリで作らないの!?」

「残念ながら、今出回ってる片栗粉は、全て馬鈴薯澱粉よ」

「なんか、知りたくなかった。私の中の片栗粉の何かが死んだ。・・・ってそれなら最初から片栗粉持ってきなさいよ!」

「外の世界で、馬鈴薯が大量に廃棄されたのよ。なんでも土が汚染されたとかなんとかで。ここに来る前に配り配っても余ったから、可哀想な巫女に、優しい優しい大妖怪様が、食料を恵むついでに焼酎を作りに来たの」

「へぇ、外の世界も大変なのね」

どうやらこの恩知らずの可哀想な巫女は、後半の話には触れないようだ。

「ほら、もう沈殿したわよ」

「うわ、あの量からこんなにとれるの?」

底の方にずっしりと溜まった白い沈殿物は、想像していた量よりも遥かに多かった。

「これを揉むと、なかなか気持ちいいのよ。やってみる?」

紫はたらいに手を突っ込み、もにゅもにゅとそれをいじっている。

「どれ。あ、ほんと。新感覚。これは癖になるわ」

二人はニヤニヤしながら、しばし無言で鍋の底に溜まったものを揉んで遊ぶ。

「で、次の工程なんだけど」

2分程揉んでいただろうか。まだ手を動かしながら、紫が切り出した。

「麹を入れるんでしょ?」

「いいえ?まだその前に一階工程があるの」

「なに?もうめんどくさいのはごめんよ」

「めんどくさくないわ。こうするのよ」

そう言うが否や、紫はまだ濡れた手を霊夢の頭に回し、ぐいっと引き寄せると、霊夢の唇に自分のそれを重ね、舌をねじ込んだ。

「ちょっと!何すんのよ!お酒つくるんじゃないの!?」

急な接吻に驚いた霊夢は、紫を引き剥がし、頬を赤らめつつ眉に皺を寄せる。

「唾液にはアミラーゼという澱粉を糖に分解する酵素が含まれている。そしてお酒を作るには糖と水と酵母が必要。ならまず何が必要で、これから何をするかおわかり?」

ぐっ、と紫と自分の唾液のついた唇を袖で拭うと、バツの悪そうな顔で、鍋に目を落としつつ霊夢は言った。

「・・・さっさと続きするわよ」

自分の口元に手をやり、にやりと笑うと、紫は霊夢の顔にその手を優しく添える。

「物分りがよくて助かりますわ」

二人は馬鈴薯デンプンを集めた鍋の上で、また唇を重ねた。わざと唾液を垂らすように絡めた舌は、淫靡にてらてらと輝いた。自然と、霊夢も紫の背中に手を回す。

「・・・ん。ねぇ、ちょっとそういう気分になってきたんだけど」

目を蕩かせ、もじもじと足をくねらせる霊夢を余裕の表情で見つめると、紫は遠回しな誘い文句を紡いだ。

「アミラーゼが最も活発に働く温度は60℃前後。火を消した釜戸の中にいれたら、しばらく放置。しばらくね。この量だと、”ちょうど”一晩はかかるわ」

「・・・布団敷いてくる」

立ち上がり、ぱんぱんとスカートについた土やら澱粉やらを払うと、霊夢は後ろを向いた。その真っ赤な顔を見られないように。

「よろしくー」

嬉しそうに笑い、首をかしげ、ひらひらと紫は手を振る。

「そっちは任せたわよ」

「はいはい」



まだ口の中に少し紫の唾液の味を感じる。悶々とした気分が、煎餅布団にシーツをかける手を、いつもより早く動かした。
床の準備を終えると、霊夢は風呂に入り、普段は節約して使わない檸檬の香りのシャボンで、体と髪を丁寧に洗う。
これからすることを考えると、湯船に浸かった自分の身体が、なんだか自分のものではないように感じ、不思議な気分になった。

湯船から上がると、火照る体に水を浴びせ気持ちを落ち着け、風呂が空いたことを紫に伝えようと台所にいく。
しかしそこに紫の姿はなかった。
少し水を飲んでから髪を乾かし、床の間で待っていると、一旦自分の家で風呂に入ってきたのか、神社には無い金木犀のシャボンの香りをまとった紫が、寝巻き姿でどこからともなく現れた。

「あら、お酒も入ってないのに顔が赤いわよ?どうしたの?」

余裕の表情でニヤニヤ笑う紫とは対照的に、霊夢の顔は紅潮し、鼓動は早くなっていた。

「うるさいわね、ちょっとは恥じらってるのよ。察しなさい」

「まだまだ子供ね」

そう言うと、紫は指を絡め、台所でしたそれよりも熱く、口付けをした。
ぼーっとした表情の霊夢の服を脱がし、まだ膨らみきっていない胸を優しく揉む。

「紫ぃ・・・」

霊夢は何かをせがむように、いつもの性格からは考えられないような甘い声で名前を呼んだ。

「あら。こんなところから芋焼酎が」

紫は優しく霊夢の秘部を愛撫すると、その割れ目に舌を這わせた。

「冗談まで悪趣味ね。んっ・・・」

「ツマミは豆でいいかしら」

「最低だわ。全然上手いこと言えてない」

「あらそう?でもこっちのテクニックには自信がありますわ。そこそこ上手な筈」

「床上手とかけてるの?」

「無意識だったわ。あなたの方がジョークのセンスに欠けるんじゃなくて?」

「いいから早くしなさいよね」

くだらない会話で霊夢の緊張を解きほぐすと、紫は霊夢の耳元でまた冗談めいた口調で囁いた。

「では大妖怪の妙技をご賞味あれ」

そう言うと、鎖骨からへそを伝うように、だんだん下の方へと長い舌を這わせ、優しく陰核を甘噛みしながら、指で中をかき回す。

「あっ、ちょっと紫!ダメだったら」

「上の口と下の口が正反対のことを言ってる。嘘つきはどっち?」

「もう!ムード崩さないでよね!」

「余裕のない霊夢ちゃんを、私がリードしてあげているのに」

「余裕がないですって?朝になっても同じセリフが吐けるかしら」

やられっぱなしは性に合わないようだ。霊夢も負けじと、大きな乳房に吸い付き、湿った割れ目に指を這わせる

「んっ・・・、ふふ、乗ってきたじゃない」

「あんたももっと弄りなさいよ。自慢のテクニックとやらを披露するチャンスよ?」

「先代の博麗より、積極的だわ。あの子はもっと慎ましかったのに」

「他の女の、それも母親の話をするとか、あんた最低よ」

霊夢は一層激しく、紫の中をかき回した。

「くっ・・・やるじゃない。それは嫉妬?燃えてきたかしら?」

「ええ、燃えてきたわ。朝には吸血鬼よろしく、灰にしてあげる」

「あら。それはこっちのセリフですわ・・・!」

-永い夜が始まった。









「・・・ん、紫?」

暖かい日差しの中、霊夢が目覚めると、隣に紫はいなかった。

「おはよう寝ぼすけさん。もうお昼よ?」

「起こしてくれればよかったのに」

「可愛い寝顔を見せられたら、そんな酷なこと出来ませんわ」

「・・・。」

次の言葉を紡ぎ出すのを照れくささに邪魔されて黙っていると、鰹だしの香りが漂っているのに気付く。

「あ、いい香り。朝ごはん作ってくれたの?」

「ええ。玄米、ふかし芋のそぼろあんかけ、馬鈴薯とワカメの味噌汁、絞り殻を混ぜたお焼き、それとジャーマンポテト。そしてもう朝ごはんじゃなくてお昼ご飯よ。寝ぼすけさん」

「二回も言わなくていい。・・・それにしても見事に馬鈴薯ばっかね」

「芽が出る前に食べきらないといけないから」

髪を手櫛で整えると、リボンを結び、服を着て布団を畳む。

「あ、そう言えば焼酎は?」

「ええ。もう水飴になってるわ」

「水飴ってこうやって作るのね。・・・もしかして子供の頃駄菓子屋で食べた水飴にも、あのおばあちゃんの唾がはいってたの?」

「いいえ?アミラーゼは大根なんかにも含まれてるから。どうとでもなるわ。それに売り物に唾なんていれる訳ないじゃない」

「騙したわね!」

「嘘はついてないわ。それにほら、これは二人だけで飲めばいいでしょ?蜜月の前にでも」

よくもまぁ恥ずかしげもなくそんなセリフが言えるものだ。霊夢にはとてもではないが、真似出来なかった。

「どっかの酔っぱらいが、「もうこの瓢箪から沸く酒は唾と同じだ」なんて言ってたけど、まさか自分の唾で作った酒を飲まされることになるとはね」

「半分は私のよ」

「はいはい」

布団を片付け終えた霊夢は台所に向かう。

「で、どのくらいで飲めるの?」

「これはまだ水飴よ?ラムで言うならサトウキビを絞った段階。これに井戸水と麹を入れて、窓際に置いて発酵させてから、それを蒸留して初めて焼酎になるの」

「いったいいつまでかかるのよ・・・」

「そうね。月末には飲めるんじゃないかしら?」

「お、意外と早い。私作り方わからないから、また様子見に来てよね」

「ええ。床を敷いて待っていて」

「この助兵衛」

お盆に載せた朝食、もとい昼食を運ぶと、小さなちゃぶ台を挟んで紫が急かす。

「ほらほら。早くしないと助兵衛の作ったご飯が冷めますわ」

「はいはい。いただきますよ」

「めしあがれ」

味噌汁の味つけが、なんだか少し濃く感じたのは、いつも味噌をけちっているせいだろうか。
久々の食事に、紫の作ってくれた食事に、麗らかな春の昼の食事に、霊夢は小さな幸せを感じていた。









「ごきげんよう」

あれから3週間が経ったあたりだろうか。
また紫が、神社の居間にひょっこり現れた。
スキマから上半身だけを乗り出し、縁に肘をつき、両手を組んで顎を支えている。

「様子見に来るとか言って、なかなか来ないから心配したわ」

「寂しかった?ちょっと結界の管理が忙しかったのよ」

「そう。ちなみにあんたの心配じゃなくて焼酎の心配。で、もうこれは出来てるの?」

「ええ。なんなら飲む?」

「もう飲めるの?なんかどう見てもただの腐った液体なんだけど」

「度数はまだ14度程度だけど、れっきとした馬鈴薯酒よ。汚い泡だらけで見た目はアレだけど、ほら。こうして器に注げばそれっぽく見えるでしょ?」

「どれ」

発酵して泡が立った瓶から小皿に注がれた、出来たばかりの馬鈴薯酒に鼻を近づけ、恐る恐る霊夢は匂いを嗅ぐ。

「腐ってないわよ。私、信用ないのね」

ふてくされる紫を無視し、意を決し少し口に含んだ。

「おぉ!芋臭いけどちゃんとお酒になってる!やるじゃない!」

微量の炭酸を含んだ淡く濁った液体からは、確かにアルコールのその香りがした。芋の臭みはあるものの、これはこれで悪くない、力強い味だった。
なんだか妙に美味しく感じたのは、「最高の調味料」とやらのおかげだろうか。

「私も一口。ふふ、この蒸留前の味見も、 焼酎作りの楽しみの一つね」

「今から何するの?」

「今蒸留って言ったじゃない。すぐ終わるわ。晩酌に間に合うくらい」

「それはよかったわ!早速一杯やるわよ!」

「はい。お駄賃。これで肴でも買って来なさいな。私はここで作業してるから」

「気が利くわね!ふふ、行ってくるわ!」

「行ってらっしゃい。怖い妖怪に気をつけて」

「留守番任せたわよ。泥棒と飲兵衛に気を付けて」

嬉しそうに里に向かう霊夢を見送ると、紫はスキマから蒸留釜や冷却器を引っ張り出し、一人作業を始めた。

3時間程経っただろうか。霊夢が玄関を開ける音が聞こえた。

「ただいま。ベタに煎餅に佃煮。あとちょっと奮発して鮎。色々買ってきたわ。」

「あら?もう少し渡したはずだけど」

「気のせいよ。あー、懐があったかい」

「半々にしようと思ってたけど、焼酎の取り分は六四でいいわね」

「ごめん!お釣りは返すから!」

「冗談よ。鮎があるなら火鉢の準備をして頂戴」

「焼酎はもう出来たの?」

「ええ。ほら。もうこんなに」

台所には、何やら螺旋状の管をガラスに閉じ込めた不思議な道具や温度計やらが並び、見慣れた台所はまるで実験室のようになっていた。
そして紫が指を指すあたりには、一升瓶が3本と、中瓶が3本並んでいた。

「こんなに減っちゃうのね。で、どう?美味しかった?」

「まだ味見してませんわ。全部終わってないし」

「ふふ、抜けがけしてたら、額に御札を貼ってたところよ」

「怖い怖い」

「もうすぐ終わるわ。ほら。さっさと鮎の準備をして?」

「うーん、楽しみだわ!」

鮎を串に刺し、塩をまぶしている間も、霊夢は蒸留装置が気になって仕方がないようだった。火のそばで様子を見る紫の方をちらちらと目配せするのに忙しいのか、手があまり動いていない。

「はい。これで全部。こっちが保存用の50度。こっちが25度」

「どっちが美味しいの?」

「さぁ。それは好みですわ。とりあえず今日は25度の方を頂きましょうか」

中瓶の一つを手に取った紫と、その後ろをついていく霊夢は、火鉢を置いた縁側に向かった。
空は雲一つない、見事な満月だった。少し縁側からは遠いものの、境内に植えられた桜は、その月明かりを浴び、儚げに光っていた。
しばらくすると鮎の焼けるいい香りが漂ってくる。炭が弾けるパチパチという音は、静かな境内に優しくこだました。

「いい夜ね」

「ええ」

どこから持ってきたのか、漆塗りの高そうな盃に、紫は手酌で出来立ての焼酎をに注ぐ。

「なによ。お酌くらいするわよ。そこまで気の利かない女じゃないわ」

「あなたも自分で注ぐのよ」

「気の利かない女ね」

「これから盃を交わすんですもの。手酌じゃないと、手酌になってしまいますわ」

「ああ、そういう。あんた変なところでロマンチストよね」

霊夢はろくに手元も見ずに、紫から渡された赤い漆塗りの盃に瓶の中身を注ぐ。

「ふふ。では現金な巫女と、二人の愛の雫に」

「口煩い助兵衛な妖怪と、苦労の賜物に」

「「乾杯」」

くぴりと一口飲み、にやりとしながら互の顔を見つめる。
その味は、見つめ合った二人の表情を見る限り、想像するに容易かった。








あれから73年と134日。
博麗霊夢は、自らの子にその役目を任せ、今日、最後まで人間として、この幻想郷から姿を消した。

紫は涙は流さなかった。
何度も、何度も、そしてこれからも辿る運命に、それに抗おうとせず最後まで笑っていた博麗の巫女への、敬意のようなものだ。自身も心を乱さず、口元に笑みをたたえていた。
紫は、あの日作った馬鈴薯焼酎を詰めた茶色の中瓶を蔵から持ち出すと、鮎と、佃煮と、それから里で買った安い煎餅を並べた。
ひとり盃に焼酎を注ぎ、目をつむり、長いようで短かった日々を、ゆっくりとなぞる。

五分ほど、そうしていただろうか。薄く目を開くと、遠く優しい眼差しで、空に向けて独り呟いた。

「ねぇ霊夢?もしふわふわその辺を漂っているなら、この盃にいらっしゃいな。もう一度、あの日のように一つになってみませんこと?」

春の風が心地いい。

「返事くらい、してくれたっていいんじゃない?どっかの誰かに負けないくらい、相変わらず天邪鬼ね」

月明かりは桜を通して、あたりを優しい色に染めている。

「せっかくいい月と夜桜なのに、一人じゃ寂しいじゃない。いらっしゃいな」

また目をつむり、盃を持つ手を少しあげて微笑むと、最後の言葉を続ける。

「私の愛したあなたに、乾杯」

桜の花弁がひらりと1枚舞落ち、返事をするように、盃に小さな波紋を作った。






_________了_________

「密造酒」をテーマに書いたものです。
ラブシーン描くの超恥ずかしいので、「永い夜が始まった」とかでごまかしちゃうんですよね。
お前は誰かを殺さないとSSが書けないのかと言われそうですが、ハッピーエンドですしよしとしてください。
拙作ではありますが、長いのに読んでくれてありがとうございました。

さぼっておりました。

更新をサボりにサボり、そしてコミティアの申し込みすら忘れるという、もうクズの極みとしか言いようの無い状態が続いていました。
そんなわけで、ツイッターにあげたりした絵をとりあえずあげておきます。決してお茶を濁しているわけでは

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水風呂さとり様

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おねーちゃん!新しいペットだよ!

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今あなたの後ろにいるの

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Have a nice trip


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多脚ヤマメちゃん


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「ウサギは何故1羽2羽と数えるか知っていますか?」「ああ知ってるよ。獣じゃないなら食べていいからさ」


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飲茶の構え


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わるいらんさま


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露天キスメちゃん


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東山紫


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あ、手が逆だ


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Not for human consumption



東方の落書きは以上です。

次、艦これ。

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描けば出ると聞いて書いたらほんとに一発で出ました



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また描けば出るかなーと思ったら、少し経ってから3人も来ました。



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天龍ちゃんに50kHz魚探を装備してあげました


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ダズルパーカーを買ったので、榛名にも着せてみました。


以上です。
サボっていてすみませんでした!!!

例大祭お疲れ様でした。

第十二回博麗神社例大祭に一般参加していました。
もう例大祭に行き始めて7年か・・・とか思いながら、ビッグサイトに向かったのですが

今回はついに、合同誌への寄稿という形ではありますが、一応、出す側として参加出来ました。

サークル「雅趣雅俗」 春日傘様のスペースで頒布された

「東方毒殺合同 例大祭版THEVenom ―素敵な愛の隠し味―」
リンク:東方毒殺合同
に、「bella-donna」というタイトルで、短い小説15ページと、イラスト1枚で参加致しました。
素敵な企画に誘って頂いてもう感無量です。
そして合同誌も開場90分で完売したとか。

物騒なタイトルの合同誌ですが、私は至って真面目に書きました。
参加経緯ですが、

毒殺合同の存在を知る

うわぁ書きたい。書くか。

もう参加が締め切られてる

ぐぬぬ。まぁいいや、毒殺をテーマに勝手に書いてどっかの掲示板に投げよう。

掲示板に投げたものが主催者様の目にとまり、蜘蛛の糸を差し伸べて頂く

という流れで参加しました。

なので私のは、どっかのアレな掲示板のSS投稿コーナーとかにあると思います。

再販があるかどうかはわかりませんが、機会があったら読んでみて下さい。






買い物も、チェックしたところは上海アリス幻樂団の体験版以外は買えて、ほくほくでした。

その後なんかアレなアフターに参加して、帰宅しました。
スピリチュアルとか宗教とか薬物とか科学とか宇宙とか、そんな話をひたすらするアフターでした。
ディープな話が出来て楽しかったのですが、東方の話は・・・したっけ?

なんにしろ、とても楽しい一日でした。
来年も楽しみです。

・・・でも来年までに職をみつけていないと参加出来ないかもしれないので、頑張ろうと思います。

コミティア112参加します

5月5日に東京ビックサイトで開催される「COMITIA112」に参加します。

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スペースは、さ48a「ネオトサイト」です。
頒布物は、ごめんなさい。怠けに怠け、新刊出ません。
またも既刊のみです。


なにやらこんな感じで進めていますが、次回までには間に合わせたいですね。

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頑張ります。


既刊は
「男鱏犯譚」600円
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http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=35231588


「Protopterus Vallisneria Spiralis」600円
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http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=39118915


の二冊です。

「無人島のアスクレピオス」はありません。

スペースに座ってじっとしていますので、お暇でしたら遊びに来て下さい。

コミティア112申込みました

すみません。
更新サボってました。
FC2ブログは1ヶ月更新が無いと男根増強の広告がトップにきてしまうそうです。

来訪者の皆様の男根が大きくなってしまうと困るので、とりあえず更新。

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コミティアは優しいので、5000スペースとか言ってもいつも枠増やして全員参加させてくれますからね。

新刊を用意できたらと思います。

ミノカサゴ本です。
またおねショタ。

コミティアまであと二ヵ月ありますが、早割り入稿狙いで頑張ろうと思います。
ではまた。

コミティア111参加します。

前日ですみません。
急遽参加することになりました。

サークル名はネオトサイトではなく、ワーク7です。

スペースは、む15bです。

初めて合同誌出した時と同じサークルです。

新刊もなにもないですが、既刊2冊持っていきます。
コミティア109で出した「無人島のアスクレピオス」はありません。

お品書き。
コミティア109

よろしくお願いします。

The Peace

日本たばこ産業株式会社、通称JTが誇る人気ブランド、ピース。

前置きが長いので、次の太字まで飛ばしましょう。


子供の頃、歩きタバコのおじさんとすれ違うと、ふと、なんだか甘い、いい匂いがするなと思ったのを覚えています。
どの煙草でも。という訳ではありませんでした。
父の吸っていたピアニッシモの匂いは苦手でしたし。

時を経て21歳になってすぐの冬。
横浜に遊びに行くと、元町商店街から中華街に向かう途中、すこし大きな煙草屋を見つけました。
そこで葉巻が並んでいるのを見ます。
葉巻など、到底無縁の存在だと思っていたのですが、なんとなく、500円くらいのものを1本買ってしまいました。
だって散々眺めて買わずに帰るなんて、「んだよ。冷やかしかよ。」と思われてしまいそうで・・・。
よくわからないので、初めてなんですけどどれがオススメですか?と聞いて、進めて貰うままに選びました。
選び終わると、店員さんは優しく、吸い口をカットしてくれました。

帰宅後、喜久屋のラムボールをクランベリーティーと共に頂き、その食後に一服してみることにしました。

その芳醇な香りたるや!

煙草ってこんなに美味しかったのかと、すこし感動しました。
水タバコはなんとなく吸っていたものの、普通の煙草は一切吸っていなかったのです。

そこに500円とはいえ葉巻。

あまりの美味しさに、葉巻だけでなく、今までなんとなく敬遠していた紙巻も、初めてみようかなという気になれました。

数ヶ月後の晴れた日。
リハビリがてらお薬を飲み、朝から散歩に出掛けました。
日光を浴びた方が幸せ伝達物質がたくさん作られると聞いたので。
朝日を浴びると体内時計がリセットされるなんてのも聞きますね。

私は朝が何よりも苦手なので、散歩など行きたくなかったのですが、病院の先生にも友人にも朝の散歩を勧められ、仕方なく始めたのです。
着替えて玄関を開けるまではつらいものの、ひとたび朝日を浴びれば、もうさっきの眠気はどこへやら。
木漏れ日の射す近所の大きな公園を、ゆっくりゆっくりと散歩します。

長いこと歩いたら喉が渇いたのでコンビニへ。

お薬が効いてきたのか、お散歩効果か、朝日効果か、天気がいいからか、あるいは全てか。
気分がよく、なんだか無駄遣いがしたくなりました。

1円でも安く!と、どれはどこが安いかを把握し、普段はスーパーを3件くらいハシゴするドケチなのに、変なところでお金を使いたくなります。

アイスとか、ケーキとか、なにか甘いものでもよかったのですが、お日様とからっとした空気が唆し、ふとお隣の異世界である紙巻煙草に手を出してみたくなりました。

さてどれにしようか。
友人の吸っていたキャスターは、甘くていい匂いだったな。
メンソールは嫌だな。
ピースって聞いたことあるぞ?
セブンスターって先輩が吸ってたやつだな。
あ、なんか1つだけちょっと高いのある。あれにしてみよう。

選んだのはピースインフィニティでした。

帰宅後、さっそく吸ってみます。

子供の頃、「なんか甘くていい匂いがする煙草」を吸ったおじさんとすれ違った時の、あの匂いがしました。
そうか。あの甘い匂いの煙草がピースだったのか。

コンビニの陳列棚には、ピースだけでもたくさん並んでいたよなと思い出し、どれがどんな味なのだろうかと、さっそく調べてみました。
すると、”コンビニにはなかったもの”の評判いいことに気づきます。

缶ピースでした。

今時缶に入ってる煙草なんてあるんだなと、珍しいものの好きな私は、すぐに惹かれ始めました。

数週間後。
友人に付き合って入った煙草屋さんで缶ピースを見つけ、買ってみることにしました。
「1000円か・・・高いなぁ」などと思いながらも購入。
おまけでライターと飴を貰いました。

その足で入ったレストランで、さっそく吸ってみます。

噎せました。

ふざけんなと思う程重たく、キツい煙でした。
両切りなので口に葉っぱは入るし、正直その時は、50本も入った缶を買ったことを後悔しました。

ただニコチン量も多い煙草です。
やる気が出ない時の気分転換に、しばらく使っていました。

その中にだんだんと、美味しさを感じるようになっていきました。
吸い方が悪かったのでしょう。
ゆっくり吸って、肺に入れずにくゆらすと、とても美味しいことがわかりました。

気づくと、缶は空になっていました。

ピース、ショートピースと試し、2つ目の缶ピースが空になる頃。
ピースアロマロイヤルと、ピースアロマクラウンが発売されました。

おまけでライターか携帯灰皿がついてくるということもあり、両方購入。
ロイヤルの方は、開けた瞬間に、洋酒の上品な香りがしっかりと香ります。
クラウンの方は、あの”ピースの匂い”と、ロイヤルの中間を、優しくレースの布で包んだような香り。

ピースはどれもはずれないな!と、ピースと名のつく銘柄を色々と吸っていました。

口にチョコレートを含んだまま吸ってみたり、巻き紙にバニラエッセンスを染みこませてみたり、ブランデーを染みこませてみたり、吸い方も色々と試していました。
本当に美味しい紙巻タバコです。




ここからがThe Peaceの話です。

存在は知っていました。だって缶ピース買う時いつも横にありましたから。
ただ、プラケースの中の値札のせいで、なかなか手が出なかったのです。

1箱20本入り1000円。

紙巻なのに1本50円です。
50円ですよ?
フィリックスガム5個ですよ?
缶ピースの倍以上しますよ?

学生がほいほい買える品ではありません。
煙草だって、1日1本とか、吸わなかったりとか、両切りのタバコは爪が燃えるまで吸ったりとか、まだ残ってたら爪楊枝刺してシケモクしたりとか、かなりケチケチ吸ってたのに。

ですが、年の終わりに、そう。胃が痛くて精神安定剤をたくさん飲んで学校に行ったあの日に、つい買ってしまったのです。

そして新年明けました元日。
こいつを今年最初のタバコにすることにしました。

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紙箱でこの貫禄。

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缶の高級感たるや。

そして幸せの瞬間。
アルミの内蓋を剥がした瞬間。
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ふわっと、あたりにピースという幸せがたちこめました。

ストーブの上で焼いていた、バナナにハチミツとスパイスとチョコレートとブランデーかけて蒸したやつも、グツグツ言い始めました。
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さて吸いましょう。
最初の一口。

どんな紙巻煙草でも、最初の一口の美味しさって、2口目以降の比じゃないですよね。

思わず笑みが溢れます。

香りの強さなんかは、当然缶ピースより抑えられています。
かと言って弱いかと言われると、違います。十分過ぎるまでに、高級感溢れる香りがします。
うまみもさることながら、タール10mgとは思えない程吸いやすいです。
「ピースの持つ魅力を損なわない範囲で、あらゆるマイナス点を排除したピース」
という印象を受けました。

これが50円なら安いもんじゃないか。
喫茶店でコーヒー頼んだら300円じゃないか。
普通の煙草2本吸うの我慢すれば1本吸えるじゃないか。
いや、無粋なこと考えるのはやめよう。

さて、煙草と言えば飲み物との組み合わせが欠かせません。
コーヒー、ブランデー、ウイスキー、ラム・・・さて何を合わせようかな・・・。

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ん?

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んん?

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お前は・・・!

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雪印コーヒー!!!!

はい。私は雪印コーヒーを選択します。
コーヒーでは香りが強すぎます。
アルコール度数の高いお酒は、刺激が強く舌が麻痺する上、口に残り過ぎてしまいます。
水ではリフレッシュし切れません。

私は雪印コーヒーを7年以上水代わりに飲み続けたため、飲料水の標準設定が水ではなく雪印コーヒーになっています。
つまり、私にとっての雪印コーヒーは、もっとも自然に飲める液体でもあるのです。

迷いはありませんでした。

幸せなひと時を過ごします。

パソコンはタバコのヤニの影響を受けやすいため、すこしでも長持ちさせようと。
部屋や服がいつも煙草くさいのは嫌なのと。
だらしなく咥え煙草で作業するより、休憩と作業とをしっかり分けた方がいいかなと思っていたのと。
以上の理由で、私は部屋で煙草を吸わず、いつもキッチンの換気扇の下か、ベランダで吸っていました。
でも今日は、今日くらいは。
作業椅子に深く座って、ストーブに体を向けて、あらん限りのマイナス要素を排除して吸ってみました。
幸せです。

普通の吸い加減で吸うと、あまり減りません。
一番美味しいであろう煙が味わえるように、低音で燃焼させ、適量の空気と混じるよう、フィルターが調整されているように感じました。
これが「吸いやすい」と感じさせているのだと思います。
ゆっくり吸おうものなら、吐く煙はかなり淡い色になります。
絶妙なバランスで空気と混ぜられた煙を、すこし鼻に抜かしつつ吐き出すと、うっとりするような香りを感じることが出来ます。
吐き出す時も、ふーっと吐くのではなく、くゆらせるように優しく押し出します。
そして優しく押し出した煙を、鼻から少し吸い込み、その芳醇な香りをもう一度味わいます。
最高です。

また、ザ・ピースの儀式は購入時から始まっています。
いつもより倍以上も高いタバコを買う。
いつ吸おうかなと楽しみにする。
そして過剰包装とも言える封を切る。

これらで、心理面から美味しく感じさせようとしています。
人目から逃げるように入ったトイレで食べるコンビニのおにぎりと、天気のいい日に山登りして山頂で食べるコンビニのおにぎりでは、ものは同じでも感じる味は全く違いますよね。

その儀式込みで、この値段なんです。

高くないです。決して高くない。
むしろ最高に贅沢な気分を50円で味わえるのなら、安いのではないか?
そう思わせてくれるものが、ザ・ピースにはあります。
自信を持ってオススメします。






話は逸れますが、「ザ・ピース」と聞くと、どうしてもモーニング娘の曲の方を思い出してしまいます。
うぉうぉ。うぉうぉ。うぉうぉ。

謹んで新年のご祝辞を申し上げます。

あけくぱ!

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データが見つからないのですが、寅年であけくぱを描いた記憶があるので、もう今年で6回目です。
こんな私ですが、どうぞ今年も、よろしくお願いいたします。

寿司にコーラは邪道か

スシーテンプラーフジヤマー・・・。
日本を代表する料理、いや、料理と言わず、日本と言えばお寿司ですよね。

1皿100円の回転寿司チェーンは、連日家族連れで大賑わい。
スーパーでタイムセールが始まると、目をギラギラさせた主婦がお寿司コーナーに集まります。
高級寿司店に行っても、閑古鳥の声は聞いたことがありません。
もはやトップオブ国民食と言っても過言ではないでしょう。


前置きはこの辺に。
そんなお寿司を食べる時、皆さん何を飲まれますか?

好みは違えど、大きく分けると
緑茶派(あがり)と、ビール派、に分かれるのではないでしょうか。

私は最近成人したばかりであり、ビールの本当の美味しさもまだわかっていません。
最初にグビグビッ!といくあの感じは、なんにも代え難い幸せがあると思いますが、どうにも半分飲んだあたりで飽きてしまいます。
なのでいつも緑茶を頼むのですが、
最近こんな意見を耳にしました。


「お寿司にはコーラが合う」


・・・は?舐めてんの?
と思う方も多いかと思われます。

だって、あまりにも合わなそうじゃないですか。
とはいえ試さずにはいられない性格。
さっそくスーパーで、30%引きシールの上にさらに半額シールの貼られたお寿司と、コカコーラを買ってきました。

閉店間際でかぴかぴとあり、お世辞にも美味しいとお寿司は言えません。
シャリかたいなぁ・・・。ネタでろでろだなぁ・・・。なんて文句をこぼしつつ、コーラをぐびり。



結論から申し上げましょう。


すげぇ合う。


アナゴや玉のようなネタには合わないかもしれませんが、その他のネタにはだいたい合います。
特にマグロなど、赤身の魚は部位によらず素晴らしいハーモニーを奏でているようにすら感じました。
以来、私はお寿司にはコーラです。
とは言っても、まだカウンターのお寿司屋さんでコーラを頼む勇気は無いので、スーパーや持ち帰り寿司、回転寿司なんかの時だけですが。



さて、ここからはなぜこんなに合うのか考察してみましょう。

そもそもお寿司に合う飲み物って、どんなものでしょうか。
お水だと、生臭さが広がりかえって美味しく無くなってしまうように感じます。
そしてネタの味の違いを楽しむためにも、リセットできた方が向いているように思われます。
ある程度、口直し的要素が必要です。
ビールをはじめとするアルコール、口の中の脂を溶かしてくれるのでリセット力がかなり強そうですね。
あがりも、熱を持っていますので、タンパク質であるネタを固め、生臭さを抑えてリセットしてくれそうです。

「無味ではなく、それでいてリセット力の強い飲み物」
が、お寿司のお供には要求されるのです。

次に私が注目したのは、ガリの存在です。
お寿司の口直しとして置かれるガリ、低コストで回したいお店でもガリが無料提供なのは、口直ししてもっとたくさんお寿司を食べられるようにするためなんて聞きます。
ガリの味、からくて酸っぱくて甘いですよね。

何か気づきませんか?

コーラ、ジンジャーエール程ではありませんが、ジュースの中ではからい(炭酸も辛さも痛覚刺激らしいです)とも言えます。
そして甘味と酸味があります。


そう、コーラは乾いた喉を潤す飲み物であると同時に、甘酸っぱいガリの役割まで果たしていたのです!
合わないワケがありません。



別の視点から見てみましょう。

今のお寿司らしいお寿司の起源は、ファーストフードであったことはご存知かと思われます。
江戸の屋台で売っていました。
衛生的に問題があるとのことで、屋内で売るようになったそうです。

ファーストフードと言って思いつくのはなんでしょうか。
私はハンバーガーです。
ハンバーガーを食べる時、何を飲みたいですか?

もちろんコーラですよね!

ハンバーガーは、パンにお肉を挟み、バーベキューソース、ケチャップ、マスタード等で味付けした料理です。
炭水化物でタンパク質を挟み、しょっぱすっぱ辛いもので味付けした料理。
ここでバンズを米に、パティを魚に、バーベキューソースを醤油に、ケチャップを酢に、マスタードをわさびに置き換えてみましょう。

寿司です。

共通点はなかなか多いのです。
そう考えると、お寿司を食べてコーラが欲しくなるのは、自然なことだとも思えないでしょうか?


これは限定された状況下ですが、最近の回転寿司、すごく冒険しています。
お寿司を食べよう!ではなく、変なもの食べよう!という気分で行けます。
アボカド乗ってたり、鮭にチーズ乗ってたり、ハンバーグ乗ってたり。どっかのバ・・・常識に囚われない寿司屋はバナナとキャラメルソース乗せたり。
寿司の枠にとらわれない、面白いネタが豊富です。
お寿司だと思うから美味しくないと思っちゃうんですよ。
回転寿司とカウンターのお寿司は、別の料理だと思えばいいんです。
近所になかったため、私は高校に上がるまで回転寿司に行ったことがなかったのですが、意外と楽しいですよ。
最近はよくいきます。別にくら寿司のカードが欲しいからとか、そんなことは断じてありません。

当然ながら、普通のネタよりもコーラと合うネタも増えてきます。
馬鹿にしてる人にこそ、行ってみて、そしてコーラを頼んでみて欲しいです。


これを読んでくださった方、気が向いた時でいいんです。
カウンターの、高級寿司店じゃなくていいんです。

スーパーでお寿司を買ったら、ついでにコーラも買ってみてください。
回転寿司店に入ったら、コーラを頼んでみてください。
炭酸が強すぎて苦手な人は、直のみではなくコップに移して飲んでみてください。

あれ?いけるじゃん!と思えるかもしれません。


私は漁師町の生まれです。
日本でもかなり有名な港町です。

そして漁師の子、漁師の孫でもあります。
毎日のように美味しい魚を食べて育ちました。

だからといって魚には飽きたかと言えば、そうではありません。
今でもお魚は大好物です。
そしてかなり魚にはうるさいです。
自分で言うのもなんですが、魚に関してはそこそこ食通であるとも思っています。

そんな私は、寿司にコーラを勧めます。

まぁ食は好みですので、合わねぇよこんなもん!と言う方も当然いるかと思われます。
保険でお茶かビールでも買っておきましょう。
当然ですが、温かい緑茶はお寿司にめちゃくちゃ合います。
私も今日はお茶がいいなと思う日もあります。
白身には白ワイン、赤身には赤ワインなんかも合いそうですね。
繊細なコリコリした白身や貝には優しい清酒も良さそうです。
ちなみに、個人的に紅茶はどうにも合わなく感じました。


私はまだ試していないのですが、この理論で行くとジンジャーエールなんかもかなり合うんじゃないかと思っています。
カナダドライより、生姜キツめの銘柄の方が合うかもしれません。
他にはレモン系のすっぱい炭酸飲料なんかも合うんじゃないでしょうか。

まぁグダグダ書きましたが、考察もこじつけと言えばこじつけです。
突っ込みどころ満載です。
でも、それでもちょっと試してみたくなりません?

私は今後も色々試してみたいと思います。
もしお寿司に合う飲み物を見つけましたら、教えていただけると幸いです。
ああ、こんなこと書いていたらお寿司が食べたく・・・。

コミティア110

参加された皆様。コミティアお疲れ様でした。
実を申し上げますと、ワタクシ、コミティアに一般参加するのは今回が初めてでした。
いつもなら行かないのですが、あまりにも最近だらけきっており、やる気を充填したいなと、張り切って参加したワケです。
当然ながら、引きこもりの私は、家を出てわずか30分で胃痛を起こしました。
駅まで歩いて、コンビニ寄って、電車に乗っただけです。
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電車でお薬飲もうか飲ままいかと悩んでいると、胃が悲鳴を上げ始めます。
南無三とジアゼパムを5mg。

30分経ってもまだ胃がキリキリします。
さらに5mg追加。

豊洲に着く頃に、やっと胃痛が収まりました。
そんなに強くない薬なのですが、副作用で少々テンションがハイになるお薬です。
おかげさまで
「あ・・・あの・・・し、新刊一部・・・お願いします・・・」
としか、普段なら言えないのですが、今回は
「新刊一部お願いします。・・・ありがとうございます。漫画楽しみにしてます!頑張ってください!」
と、普通に話すことが出来ました。

それにしても、毎回イベントの度に胃痛を起こしています。

開場時間ちょっと前に着くも、そんなに待たずに入場。
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某大型即売会とは大違いです。

入場早々、TAGRO先生にサインをねだりにいきます。
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やったあ。
TAGRO先生ありがとうございました!
大事にします。

変ゼミも捨てがたいですが、サルガッ荘が特に好きなので、1巻を持ってサインを入れていただきました。
サインだけでも嬉しいのに、キャラわかりますか?と聞いてくださり、心の中で小躍りしながらロロをお願いしました。
・・・ロロとキティとルリシマで、かなり迷いました。でもやっぱりロロ。
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目の前でTAGRO先生の絵を描くところを見れただけで、有明まで来た甲斐があったというものです。
帽子のままで失礼しました。帽子はハゲのマストアイテム故・・・。無礼をお許しください。

その後ぶらぶら買い物。

禍々しいオーラを放つ千羽鶴さん。(ほんとにペストマスクつけてた)
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相沢さんから本を奪取。
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産廃さんに煙草の差し入れ。
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こんにちはなまこさん。
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戦利品です。
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さてここからはレビューです。敬称略で失礼します。

teaminazuma(相沢)
「JK小噺 TRIPLe episode!!」
JK三人組があれやこれやする、勢いとニヤニヤがとまらない、かなり可愛く姦しい内容の本です。
「もみもみ」「くちすい」「まぐわい」の3本収録。・・・だんだんエスカレートしてない?
もう絵がめちゃ可愛いです。内容もめちゃ可愛い。ニヤニヤせずに最後まで読めたらガリガリ君奢りますよ。そのくらい可愛い。・・・あとエロい。



sky alliance(白目黒目)
「余白」
単眼イラスト集。見本誌コーナーでも目を引くインパクトのある表紙。
モノクロ印刷がカラー印刷に劣るなんてことは無いと、改めて気付かされました。 
ベタを上手く使い、「モノクロだからこそ出せる良さ」を最大限に引き出しているイラスト集です。
そして表紙をめくるとちょっとした仕掛けが。・・・買うまで内緒。



Asukaとなまこ(半透明なまこ)
「菌床少女」
フルカラーイラスト本(ポストカードセット)
少女が菌床になってます。
「ふふん。毎年キノコ狩りに行くキノコ好きの私にかかれば元ネタなど・・・。」と思ったのですが、予想を超えるマニアックさ。
ただのキノコ本じゃないですよ。纏足欠損目隠しなんでもござれの濃いイラスト集です。
ヒメロクショウグサレキンちゃんがお気に入りでした。



おしゃれどろぼう(STR)
「割けアリ食品③~喉○んこ系ガールズラブ漫画~」
喉まんこの名に恥じず、1ページ目からビクンビクンぐちゃぐちゃぬちゅぬちゅしてます。
今回はプレビュー版だったので、①と②込みで感想を。(①はピクシブで読めるよ!)
STRさんの漫画のセリフは、どれも「セリフ」ではなく「リリック」と呼びたいくらいキマってます。
②の診察券でトランプタワー作ってるネタで、障害者手帳でトランプタワーを作っていた某集団を思い出して一人で笑いました。(本に関係無い)



サルルルル(ドルリヘコ)
「薬物High Scool Girl #2」(R-15)
女子高生がLSDをキメる漫画。前回は覚せい剤でしたね。
薬物描写が細かいと、もうそれだけで興奮するのですが、この本は”薬物描写のみ”です。
美味しいところだけとった感じです。
これ出していいの?ってくらい直接的な描写。そして内容もぶっ飛んでます。
LSDをキメたことがあればさらに楽しめたのでしょうが、あいにくやったことはありません。



かやら草(千羽鶴)(R-18)
「ネクロフィリアはかく語れり」
ゾンビレズ物。導入から締めまできれいにまとまっています。
ネタバレになりそうなので内容は伏せますが、取ったり開いたりかき回したりします。
ただヤルだけではなく、ストーリー性もあり。エロ漫画はネタ抜きでどっぷりエロムードに浸かりたい派の方にオススメです。



産業廃棄物(眼魔礼)(R-18)
「Squid Horror」
わぁい人外おねショタだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
失礼。取り乱しました。イカお姉さんにショタが食べられる話です。
なんかもう好きな要素を全部詰め込んだような漫画だったので、ただただごちそうさまでしたとしか言えません。
ゲストでRayさんの触手漫画も載ってます。






リンク貼るのめんどくさいので気になったらググってください!

早々に買い物を済ませ、見本誌コーナーでかなりの本を読みます。
スペース前での立ち読みって、MPをかなり消費するのですが、ここだとまったくMPが減りません。
今まで参加していて、なんでこんな楽しいコーナーに足を運ばなかったんでしょうか。

その後、待ち合わせしていた方とデートしました。(男性と)
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青海まで歩き、ビーナスフォートへ。(男性と)
ひたすら駄弁ったり、ストレンジラブという怪しすぎるお店に行ったりしました。(男性と)
すごいんですよ。ガスマスク(ホンモノ)だけで何個もあったり。
義眼、標本、ウランガラス、フリーメーソングッズ、剥製、燭台、怪しいものならなんでもござれです。
しかも”それっぽい品”ではなく、どれもアンティーク。財布に余裕があったら、気に入ったものを買っちゃうのもいいかもしれません。
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夕方まで遊んで解散。お付き合いいただきありがとうございました。





今回は一般参加ということで、差し入れを用意したんです。
高すぎず、安すぎず、かさ張らず、日持ちのするもの・・・。
考えた結果が、小布施堂の栗鹿の子の缶詰でした。

小布施。

小布施町の銘菓です。

長野県北部の小布施町の。


・・・当日未明に震度6を記録した大地震があった、長野県北部の銘菓です。


東京バナナとか差し入れしてたら、ビックサイト沈んでたんじゃないかしら。

世界三大美果 チェリモヤ

「世界三大美果」なんてものがあるんですね。全く知りませんでした。
パイナップルとマンゴスチンとチェリモヤだそうです。
パイナップルはパイナップルですよね。
マンゴスチンもたまにスーパーで見かけるあれですよね。


でもチェリモヤって?

こんなフルーツです。

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ロングのタバコと比較してこのくらいの大きさ。けっこう大きいです。
ワンピースとかに出てきそう。
なんか変な能力に目覚めちゃいそう。



チェリモヤ(学名:Annona cherimola)は、バンレイシ科の植物およびその果実。
原産地は南アメリカのペルーやエクアドルである。赤道直下が原産にもかかわらず、チェリモヤは寒冷および暑熱に弱いという性質がある。そのため、原産地では標高2,000m近辺において栽培が行われており、そこでは一年間を通して日中の最高気温が20℃、夜間の最低気温10℃前後で推移している。

原産地ではさながら日本における柿のような、ありふれた果実である。味は甘く柔らかい食感であるが、食べごろを間違えると青臭かったり(早い)、苦かったりする(遅い、中身が茶色く変色している)。甘く柔らかい味わいは、「森のアイスクリーム」にも例えられる。
(ウィキペディアより)




へー。
モクレンなんかの仲間だそうで。
なるほど。モクレンの実[ 画像検索:モクレン 実 ]を巨大化させたように見えなくもないです。
Chiri moyuと書き、意味は「冷たい乳房」だとか。
冷やしおっぱい?冷やしおっぱいはじめました?

俄然興味が沸いてきました!!!!

ちなみにお値段、これで1000円します。
まぁ珍しいので許しましょう。

買ってから3日程追熟させました。
柔らかくなったら食べ頃だそうです。
表面がふにゃっとしてきたので、食べ頃はよくわかりませんが、切ってみましょう。

・・・種にあたってちょっと切りづらいです。
マンゴーやアボカドのように、くるっと回転させて切るといいかと。

くぱぁ。


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色はりんごや梨のような色です。
種はかなり大きく、アーモンドより少し小さいくらいです。
・・・最低なことを言いますが、ゴキブリの卵っぽい形です。

切り分けました。

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ではいただきます。

甘い!
味はムベ7、梨3といったような味です。
ムベもマイナー果物なんでしょうか・・・。
何とも言えない色の外皮と、両生類の卵を彷彿させる中身の、あの秋の果物です。
はい。[ 画像検索: ムベ ]

後味になんとなく苦味があるような気もしますが、全然気になりません。

クリーミーな香りを想像していたのですが、意外と爽やかというか華やかな香りがします。
ドリアンの香りを数百倍に希釈したような、溶剤のような甘ったるい芳香がある気がしますが、「臭い」ということは一切ありません。私の気のせいでしょう。
口の中での香りは梨に近いです。
柔らかい食感は完熟のラフランスを思わせるものがあり、皮の近くが少しじゃりっとするあたりもラフランスっぽいです。いや、ムベもそんな食感でしたね。
中心部はなめらかで、熟れた柿のようななめらかな食感。
それにしても甘いです。

私はアレルギーでラフランスが食べられないのですが、これはバラ科ではなくバンレイシ科。アレルギー反応も出ませんでした。
やったね!

ですが、1000円の価値のある果物かと言われると、ちょっと返事に困ります。
・・・そんなに大きな果物でもないですし、感動的な美味しさというわけでもないです。
500円くらいになって欲しいものです。


無粋なことをかきましたが、美味しい果物であることに変わりはありません。
出されたら喜んで食べます。
何度も書きますが、とにかく甘味の強い果物です。

お上品にフォークで食べていたのですが、りんごくらいに切ってかぶりついた方が食べやすいですね。
ただ皮まで食べちゃわないように気をつけてください。
柔らかく、皮に苦味が無いせいか、うっかりしていると食べてしまいます。
洗ったとはいえ、アメリカ産。農薬はたっぷりついているでしょう。

美果ということもあり、見た目がとても面白いです。
お土産とかにしたら、子供はテンション上がるんじゃないでしょうか。
クセもそんなになく、万人受けする味だと思います。

よーく冷やして食べても、常温で食べても美味しいかと。
私は冷やして食べました。
直前に冷やすべきだそうです。
早いうちから冷蔵庫に入れると、追熟が止まってしまうんだとか。


見た目の面白さを活かした調理方がいいかと思います。
半分に切って、うまくくり抜いて盛るとか。
そのまま出すとか。
シャーベットとかにしても、美味しそうかも。

切って、食べて、感じたことは

そうですね。










これのどこにおっぱい要素があるんだ

ということでしょうか。

山ぶどうでジュースを作ろう

ファミレスのドリンクバーなんかにありましたよね。
山ぶどうジュース。

最近見ない気がしますが、少し酸っぱくて普通のグレープジュースより葡萄葡萄した味がした記憶があります。

山ぶどう、今では品種改良され、かなり商業向けのものもあるそうです。
実も大きく、ワインやジュースの原料になるとか。

田舎育ちの私にとっては、かなり馴染みの深い果物でした。
よく食人族の如く口の周りを赤く染め、服にドット模様作っては怒られたものです。(なかなか落ちない)


先日、バス釣りに行きました。

まだ暗いうちから車を走らせ、朝マヅメを狙って行ったのですが、残念なことに2時間程釣りをしても1匹も釣れなかったのです。
バス釣りはロマンだろ!?
ということで、でっかいペンシルベイトで釣っていたのが間違いだったようです。
カエル型のソフトルアーなんかの方が釣れます。

・・・ちなみに、ペンシルベイトさんはキャストミスで引っかかり、お亡くなりになりました。


陽も昇ってきたので竿を置き、カメラを抱えて写真でも撮ることにしました。
風もなく、水面に映り込む雲と空がとても綺麗でした。
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池のほとりに咲く彼岸花を撮っていると、すぐそばの木に山ぶどうのツルを発見。

美味しそうな実がなっています。

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手と舌を真っ赤にして食べながら、写真を撮りました。

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もうこのあたりで自分が何故ここにいるのかを忘れていました。
バスは頭の片隅から、跳ねて池に帰っていきました。





粒もなかなか大きくおいしかったので、持って帰ってジュースを作ることに。

バス?なにそれ。今日の釣果は山ぶどうだよ。

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洗います。
枝から実を一つ一つもぎ、お味噌汁とか作るときに使うあの、何て名前の調理器具なんでしょうか。味噌漉し?的なものに入れます。

そしてひたすら手で絞ります。

はい!出来ました。
もぎたてフレッシュ!キュアマウンテングレープです。
あの量の山ぶどうから、このくらいのジュースがとれます。

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そのまま飲んでみると、なんともまぁタンニッシュな味。
ポリフェノールとかすごそうですね。
なかなか甘いのですが、少し味が濃すぎるなということで、砂糖とお水で希釈します。

え?邪道?

・・・でも砂糖入ってた方が美味しいよ?


ということで、完成です。

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野生の山ぶどうジュースです。


写真だと伝わりにくいのですが、とても鮮やかで綺麗な色です。
渋みが抑えられ、飲みやすくなりました。
もったいないので絞った皮も食べましょう。
なんかよくわかりませんが、ポリフェノールには抗酸化作用とかいうのがあるそうで。
美味しいですしね。

山ぶどう、皮ごといけるんですよ。
というかほとんど身もなく、種も大きいので皮を食べるようなもんです。
染物したいくらい、いい色の汁がでるので気をつけましょう。

山菜採りのいいところは、探して楽しく撮って楽しく食べて楽しいところですね。

服が汚れるかもしれないので、パンツ一丁、可能ならば全裸で調理することをおすすめします。
おしゃれなグラスに注いだりしてますが、私はずっとパンツ一丁で作業してました。

それはむせ返るような薔薇の香りで

そういえばここ、お絵かきブログとして始めたんでした・・・。

ということでたまには絵を。
気が付くとさとり様ばっか描いてる気がします。
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人に見られても大丈夫そうな?差分もあります。
satorisamanontin.jpg

割れ目がうっすら見えますがまぁ大丈夫でしょう。健全健全。

ツイッターで、1時間でどこまで描けるかみたいな企画で描いた絵を加筆しまくりました。
一時間だとこんなです。
satoriii.jpg

さらにでっかいサイズはピクシブにあります。
はい。でっかいサイズ

部屋を真っ暗にして飲まず食わずでずっと描いてると、なんだかあっち側に行ける気がするんですよ。
はぁ。さとり様・・・。

初めての救急搬送

生まれて初めて、救急車に乗りました。

ん?誰ですか?急性薬物中毒だの、ドラッグで交通事故起こしただの言った人は。

違います。
ホーネットさんにやられました。
スズメバチです。


伊豆に遊びに行っていました。

初日、キノコ狩り(と言っても写真撮影メイン)に行ったのですが、山に入ると、なんとなく”気持ち悪さ”を感じ、少し登ったあたりで引き返してきたんです。
誰かが後ろにびったりついているような、見張られているような、そんな気持ち悪さでした。

幾度となく一人で登っている山なのですが、今までこんな気持ち悪さを感じたことはありませんでした。

車を停めたところのすぐ近くに、砂防ダムがあるのですが、いつも帰りにはそのダムに登り、景色を眺めてから帰っていました。

ですが今回は気持ち悪さがあり、一直線に帰ってきたんです。
ダム下の橋を渡っている時、ふとダムの方を見たのですが、ゾクッと寒気がしました。

はい写真。
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はい拡大。
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スズメバチの巣です。
この時期は気が立っているんですよね。

もしもあのダムの上に登っていたらなんて、考えたくありません。
野生の勘は、衰えていなかったようです。

そのまま帰宅しました。


で、その五日後。

今度は里山の風景を撮ろうと、田んぼに行ったんです。
稲刈りも終わってしまっている田んぼもあったんですが、それでもまだ、重たそうに頭を垂れる稲穂はちらほらと見え、さて撮るぞと一眼を抱えて散策していました。
彼岸花が綺麗でした。
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段々になっているので、上から見た方が綺麗だよなぁと、下方を見下ろしながら散策。

すると頭の周りをぶーんと何かが飛び回りました。

アブかな?カナブンかな?
とか思っていると、


ズッッキーーーーーン!!!!
頭頂部に猛烈な痛み。

即座に蜂にやられたことを理解しました。
そして後ろを振り返ると、

すぐ側の小屋の軒下に、ゆうに50cmはあろうかという巨大なスズメバチの巣が!

・・・なにが野生の勘だ!ガバガバじゃねぇか!

コンマ数秒しか巣の方は見ていない上、逃げながら後ろを振り返っている余裕はなかったため、正確な種類はわかりませんでしたが、手で触った感じから、オオスズメではなかったと思います。
でも羽音でカナブンかと思うくらいでしたし、もしかしたらオオスズメだったかもしれません。
それすらわからないくらいの、パニックでした。

幼稚園の頃から野山を駆け回って育ったのですが、スズメバチにだけは気を付けていました。
なんせ刺されたら死ぬことも多い蜂です。
周りの大人にも、スズメバチだけは気を付けろと、何年も言われて育ってきました。
そのため、アシナガバチなんかは幾度となく巣を襲撃し、幼虫や蛹をほじくり出して焼いて食べていたのですが、スズメバチにだけは喧嘩を売ったりしませんでした。

刺された瞬間、脱兎の如く巣から離れます。
しかし時既に遅し。集団で追い回されました。
段々畑を飛び降り、地面を転がり、体に付く蜂を叩き落とし、40mは本気で逃げ続けました。
カメラにレンズカバーをつけている余裕はありません。
あとで確認したところ、逃げている最中に無意識にシャッターを切っていたようです。
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逃げて
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走って
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中央に写ってるのはハチ?
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転がって
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ご覧下さい。パニックが伝わるでしょうか。

逃げている最中、頭頂部にもう一度、背中を2度、追加で刺されました。
やつら、躊躇うことなく髪の毛に入り込んできます。
アフロだったらガードできたのかもしれませんが、生憎私は、女子も羨むサラサラヘアーでございます。

すごいですよ。白いTシャツを着ていたのに、真っ白な背中を刺されました。
白い服着てれば大丈夫なんてことはありません。むしろ頭から狙いを逸らすため、黒い服を着た方がいいかもしれません。
積極的に頭を狙ってきたあたり、やはり色の濃い部分を狙うんだろうと思います。
・・・とは言っても、私は髪の毛の色がオリーブグリーンなのですが・・・。

もうパニックです。
スズメバチに刺されたら死の危険があることは重々承知でしたし、それも複数箇所となるとさらに危険なこともわかっていました。


・・・正直、死を覚悟しました。


最後の1匹を振り払ったのは、巣から50mは離れたところです。
こんなにもしつこく追い回してくるとは思ってませんでした。
大きなアシナガバチの巣を棒でひっぱたいた時も、こんなには追い回されませんでした。
せいぜい15mくらいです。
今回は危害も加えていないのに・・・ひどくないですか?

上がった息も落ち着かないうちに、急いで119。
意識の混濁や吐き気、呼吸困難は見られなかったものの、複数箇所刺された上、アレルギー体質でもあるので、そこまで躊躇はしませんでした。

駆けつけた救急隊に状況を説明。
蜂に刺されたことは?と聞かれたので、ミツバチ2回、アシナガバチ2回と答えました。
意識レベルは良好とかそんなことを言っていたと思います。

即座に血圧、脈、体温、心電図を取られました。
体温は刺されて10分も経っていないのに37,8℃まであがり、血圧も上がり、脈も150を超えていました。
発疹の確認のため、ズボンを下げられます。
いやん♡
発疹なし。

すぐさま最寄りの病院に搬送されました。
なかなか痛いですよ。
ミツバチやアシナガバチより、はるかに痛いです。
ズキズキガンガンと、2時間は寝れないくらい痛み続けます。
分け目のあたり、ちょうどてんこうを刺されたのですが、頭皮だけでなく、頭の奥の方でもガンガンと酷い痛みがありました。
これが毒によるシステム的な頭痛なのか、刺された所からの表面的な痛みなのかはわかりませんでしたが、とにかく酷い頭痛がしました。

そういえば、ハチの毒成分、非常に複雑な組み合わせだそうです。
アレルギーでお馴染みヒスタミンの他、組織分解毒、神経毒、溶血毒、いつもなら積極的に生成したいセロトニンなんかも含まれているんだとか。
へー。すごい。解毒剤とか作るの、大変そうですね。

とりあえずひどいアレルギー反応もないので、病院で刺し口にステロイドを塗って貰い、その後点滴。

これがまた暇で暇で。
ラジオを聞いてもいいですか?と許可を得るも、電波が全く入りません。
悔しいのでウォークマンに入っていた、ナース物のエロボイスでも聴いてやろうかと思いましたが、腫れが悪化すると困るのでやめておきました。

携帯もいじれないので、ずっと他の患者のトークショーを楽しんでいました。


田舎のおばあちゃん×2
もう長くないだの、胃と腸で引っかかったからもうダメだの、おっとさんにそろそろ会いに行くかだの、ガンでもいいやだの、遺産どうするかだの、なんともまぁ明るく楽しそうに、スーパーヘヴィ級の話を繰り広げていました。
80まで生きたしもういいやと、何か悟ったような笑い声でした。
あんな心持ちで死にたいものです。
なんだかとても、かっこよく見えました。
生に執着し、たいしたことないのに119した自分が、なんとなく恥ずかしかったです。

そして私の華奢な体に点滴液が6割程体内に流し込まれたあたりで、




猛烈な尿意との戦いがはじまりました。



点滴液、500ml以上あったと思います。
普段水分をあまりとらない私は、すぐにトイレに行きたくなりました。
しかし自分の意見、言いたことが言えない性格です。
トイレに行きたいなんて理由でナースコールを押す気にはなれませんでした。
だって、ナースの仕事が増えるじゃないですか。
トイレに行くには、あのキャスターのついたポールに点滴をぶら下げなきゃならないんでしょう?
我慢です。我慢我慢。
足を少し上げ、膀胱に圧がかからないような体位を探り、もじもじさせてひたすら我慢です。

意識の権力は「背中」「頭」「膀胱」の、非常に均衡のとれた三権分立を樹立していました。
ある意味、痛みを紛らわせてくれたので、よかったのかもしれません。

「もういい。もうショックは起きてないだろ。早くトイレに行かせてくれ。」
そんなことを考えつつさらに1時間。
もう膀胱はぱんぱん。
あら、お子さん6ヶ月ですかー?ってくらいぱんぱん。
液が終わるや否やナースコールを押し、点滴を外して貰います。

トイレに駆け込み、毒素とともに、腎臓で濾過された点滴液を、限界まで膨張した膀胱から排出します。




ああ・・・生きててよかった・・・。
おしっこ気持ちいい・・・。




永遠のように思われた放尿のあと、薬を貰って帰ります。
あと、知らなかったのですが、救急車ってお金かからないんですね。
てっきり莫大なお金を請求されるんじゃないかと、ヒヤヒヤしていました。
点滴、塗り薬、薬代も合わせて、2000円もかからなかったと思います。
熱は計られませんでしたが、たぶん下がってるだろうと思い、歩いて帰れると伝え、病院を後にしました。




・・・その後、別の問題が発生します。
私は昔から、神経性胃炎を患っています。
ストレスや、感情の起伏は、即座に「猛烈な胃痛」という、なんともわかりやすい形で露呈します。
死の恐怖を感じ、パニックを起こしつつ逃げ回り、そして生まれて初めてのぴーぽーぱーぽーと点滴。

発作を起こさないハズがありません。

今度は「胃」「背中」「頭」のビッグスリーです。
しかも全部痛み。
・・・胃が一番辛かったですけど。

もらった薬はセレスタミンです。抗ヒスタミン剤と副腎皮質ホルモン。

胃薬はエチゾラム、スルピリドです。神経性の胃痛には鎮痛剤が効かないので、精神安定剤です。
それも多めに飲まないと収まらない。

飲み合わせは最悪ですが、飲むしかありません。

明日学校に行かなくてはならないので、満身創痍ですがどうにかして電車で埼玉まで帰らねばなりません。
筋肉が弛緩してしまうので、優先席を譲ってもらうくらいの覚悟で電車に乗ったのですが、ありがたいことに、最寄駅までずっと座ることが出来ました。

今後のことを考え、次に病院に行った時にエピペンを貰っておこうと思います。
ちょっと高いですが、自業自得以外で死ぬ気はありません。
命は、大事です。






経過ですが、心配には及びません。
丸一日以上経っても、刺し口を中心に半径4cm程の範囲が赤くなっていますが、なんか痒いな程度です。
蚊に刺された時ほどの痒みもありません。
キンカンがすーっとして気持ちいいです。
赤くなっているところも、服で隠れるので問題ありません。




なにより、救急車を待っている時に考えていたことは、「あ、ブログのネタできたじゃん!」ですから。

晩夏の味覚、モンクロシャチホコ

モンクロシャチホコという蛾をご存知でしょうか。
成虫はあまり見かけませんが、幼虫を見たことある方は多いと思います。

モンクロシャチホコの幼虫はサクラケムシとも呼ばれるそうで、桜を食草とします。

おわかりですね?
大量発生し、桜の木を丸坊主にし、道路を糞まみれにする、あの黒ボディーに緑の毛のグロテスクな毛虫です。

さて、そんなモンクロシャチホコですが、


なんと美味しいらしいのです。
桜の葉のあのいい香りの成分、クマリンを体内に溜め込むからだとか。
クマリン、人間は大好きな香りですが、捕食者は嫌がるそうです。
なるほど。あの毒々しい色は、俺は美味しくないぞアピールだったんですね。

まぁそれがアダとなったんだがな!

というわけで、今回はモンクロシャチホコ実食レポートとなります。

虫が苦手な人にはキツい写真が多く含まれますので、この先は心して進んで下さい。




この先一千里。



























































では始めましょう。
まず採集です。

このように、桜の枝の先の方にいます。
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単品なら気持ち悪さもそんなに無いですね。
むしろ長い緑の毛からは妖艶な美しさすら感じます。
毒もありません。刺しません。素手で優しく捕まえましょう。

ですが、なかなかしがみつく力が強いです。
「わしっ」っと、対の足ではさみこむようにしがみついてきます。
だいしゅきホールドです。
終齢幼虫に近いものにしがみつかれた感触など、トラウマものでしょう。

そして結構デリケートです。
そのくせ枝にしがみついて離れません。
うっかり潰してしまおうものなら、今日の夢の主演は決定したも同然でしょう。

さてむしむしと採集していきますが、ずっと採集しているとこんなのにあたると思います。


こんなの。

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ぎゃああああああああああああああああああ!!!!!!!
(作画、楳図かずお)

これ、まだ可愛いもんです。


こんなのにもあたります。




こんなの。

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ぎょぷds@うぃあーぴhyyうぃyrhpくぃrh@qpjhtくぇじぇjt!!!!!!!


・・・もういい。もういいです。
こんなもんでいいでしょう。
これに素手を突っ込み、むしむしと剥がしていくことが出来る者のみ、モンクロシャチホコを食べることが出来ます。

はい。持ち帰ります。

害虫駆除だと思い、もっとチェックする予定でしたが、これだけ採れてしまったらもういいです。めんどくさいです。
桜には丸坊主になって貰います。
桜よりモンクロシャチホコを応援します。

持ち帰ったら糞を出させます。
最後の晩餐として葉っぱも一緒に入れておいてあげたいところですが、だめです。
断食させます。

丸一日、放置してみました。


わぁ。うんこまみれ。
糸張り過ぎ。

でもいい匂いです!
桜の木の下で落ち葉を集め、それに顔を突っ込んだような香りがします。


小さいものは死んでしまうかなと思っていたのですが、意外と死んでいません。
2匹干からびていた程度です。


調べると、この子らを3分程茹でるそうです。

ええい。生きたまま釜茹でじゃ。

当然ですが、全員ものすっごい悶え苦しみます。
一斉に、ぶるんぶるん頭を振ります。
非常に苦しそうです。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい


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よし。茹だりました。

油でこんがり炒めた方が美味しいとのことですが、素材の味を楽しもうじゃないか!ということで、茹でたてを何も付けず小さなものを1匹ぱくり。

ぐぢゅ・・・っと嫌な食感はあるものの、頭も外皮も思っていたよりやわらかいです。
そして旨みがすごい。
弱くはあるものの、桜の香りもほんのり感じられる気がします。
蜂の子なんかよりは、遥かに美味しいです。


さて期待して炒めていきます。

我が家にはサラダ油がないので、オリーブオイルで炒めます。
あまりいいオリーブオイルや、エクストラバージンのものを使いますと、香りが強すぎるかと思われますので、安いのでいいと思います。

炒めると、ふにゃふにゃなボディーがぴんと伸びます。
その時、まるで生きているように見えますが、大丈夫です。死んでいます。恐れず炒めましょう。

桜の葉の、いい香りがします。

熱々の大きいものをぱくり。
桜の香り、しっかりします。
とにかく旨みが強いです。
大きいからか頭の食感がモロに感じられてしまいますが、香ばしいので気になりません。


そのまま食べる用のをストックし、残りはパスタにします。

ニンニクを炒め、油に香りが移ったら、モンクロシャチホコと塩と白ワインを投入。

フランベしてアルコールを飛ばします。

そこに茹でたカッペリーニを投入。

ささっと和えていきます。

器に盛りつけ、ルッコラの葉とバジルの葉を散らせば・・・


完成!

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カッペリーニ・アーリオ・オーリオ・モンクロシャチホコです。

煮てさ、焼いてさ、和えてさ、それをルッコラでちょいとかーぶーせっ・・・

完璧です。
ルッコラの隠蔽能力、侮れません。
おしゃんてぃなイタリアンレストランで出しても、最初の一口まではゲテモノ料理だと気付かれずに口に運んで貰えそうです。
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・・・・・無理ですね!

モンクロシャチホコの風味を極力殺さないようにしたかったので、麺は細麺を使いました。


それではいただきます。
さてお味の方は・・・。

モンクロパワー、なめてました。
ものすごく香りがしっかり付いています。
パスタ全体からふわっとモンクロシャチホコの香りが感じられます。
クマリンの香りというより、モンクロシャチホコの香りです。
「昆虫の香り」とでもいいましょうか。独特の香りがします。

野菜のシャキシャキ感にごまかされ、不快な食感はありません。
あ、噛んだなこれ。と、わかるや否や、旨みがじゅわっと溢れ出します。
小さいものは火が通り過ぎたのか、スカスカであまり美味しくありませんでした。
炒めすぎないことと、サイズをできるだけ統一することも、大切かと思われます。

香りを殺さないよう、とうがらしも入れず、ニンニクも少なめにしたのですが、全くその必要はなかったようです。
あと、バジルととてもよく合います。
たっぷり入れて良さそうです。

バジル追加。

半分食べたところでコンソメと白ワインとニンニクとバジルで作ったスープをかけ、スープパスタにし、美味しく完食。



お次は炒めただけのものです。
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塩は市販のものではなく、薪で炊いた手作りのものを使います。
どうせなら美味しく食べたいですしね。

一番大きいサイズのものをぱくり。

外皮の香ばしさの中に香る桜・・・。
噛めば噛むほど染み出るうまみ。
濃厚な肉汁。
・・・お酒のおつまみに最高ですね。
ビールとか日本酒とか、辛めのお酒に合うと思います。
昆虫だということを忘れてしまう美味しさです。

余計な調理はしない方が良さそうです。
軽く茹で、油で炒め、油を切ってから塩をまぶす。
これだけでいいです。
シンプルイズベスト。この一言に尽きます。


終齢幼虫に近いほうが、味も香りもしっかりしていて美味しいです。
炒めすぎるとぱさぱさになってしまうので、気をつけてください。

9月半ばくらいまでは、採れるんじゃないでしょうか。

不審者に見られない程度に、頑張って捕まえてみてください。
美味しいです。
やっていませんが、マムシ酒の如く焼酎やウォッカに漬けても、クマリンが溶け出し、美味しいんじゃないかと思います。

夏の終わりと秋の訪れを、是非桜の香りと共に感じてください。




さて食後のお散歩にでも行ってきましょう。

ん?なんだか周りが暗くなって・・・

あ、あれは・・・





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モンクロシャチホコお姉さん「今度はあなたが食べられる番じゃなくって?」




う、うわああああああああああああああああああああああああああああああああa

コミティア109お疲れ様でした。

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コミティア109に参加された皆様。お疲れ様です。
天候にも恵まれ、8月とは思えないくらい、とても快適なイベントだったと思います。
読んでくださった皆様、買ってくださった皆様、ありがとうございます。

直前に告知もなにもせず、すみません・・・。
切羽詰っておりました。
肌身離さず持っている胃の薬を忘れるくらいには慌てておりました。

一部も売れなかったらどうしようと思っていたのに、見本誌と身内用の3冊を除き、30分とかからず売れてしまいました。
こんなペースで売れたのは初めてです。
もっと刷ればよかった・・・。
読んでくれた人もたくさんいて、感無量です。

差し入れや頂き物、ほんとうにありがとうございます。
おせんべい、大好きです。一人暮らしなので個包装なのもナイスです。
凍らせたジュース、飲み物持ってなくて喉が渇いていたのでとても助かりました。
同人誌、家まで我慢できず、貰ってすぐ会場で読ませていただきました。

とても楽しいイベントでした。
次にコミティアにでるとしたら、2月か5月になると思います。
次回もよろしくお願いします。

追伸。
帰りはシャクジーコーエン駅の近くでカレーを食べて帰りました。
美味しかったのですが、ナンは巨大だしカレーは多いしで食べきれませんでした・・・。

帰宅と同時に倒れるように眠りにつき、早朝目が覚めました。
お腹が痛くて目が覚めたんです。

カレー、けっこう辛かったんですよ。
即トイレに駆け込んだのですが、お尻のあn

野生の茶葉でオリジナルティーを作ろう!

お茶、美味しいですよね。
あのお茶、どうやって作っているか知っていますか?
毎日のように飲んでいるのに、意外と知られていないと思います。


最初の工程、まず茶葉を摘みます。
時期は春です。夏も近づく八十八夜なんて言いますね。
ぷちぷちと、美味しそうな新芽を摘んでいきます。

さてここまではだいたいどのお茶も同じです。
次にこの茶葉を寝かせたり発酵させたりするのですが、この発酵度合いで、緑茶、紅茶、烏龍茶・・・等、大きな分類がされます。

無発酵 緑茶烏龍茶紅茶 しっかり発酵

みたいな感じです。

摘んで発酵させたものを乾燥させ抽出すれば、はい。もうお茶の完成です。
そう、けっこう簡単で単純なのです。

なんなら落ちてるチャノキの落ち葉にでもお湯を注げば、お茶の味がするんじゃないでしょうか。

ということで、今回は伝統の製法ガン無視の、完全オリジナルティーを作ってみようではないですか

さて、まずは茶葉です。
こればっかりはチャノキの葉を使わないと、オリジナルどころか”茶”ではなくなってしまうので、「チャノキ」のものを使います。
あ、麦茶やビワ茶やローズヒップティーをお茶と認めていないわけではありません。
でも今回は、”チャノキ”にこだわりたいのです。

・・・でもただのチャノキでいいの?
そんなんでオリジナルティーって言えるの?

ということで、今回使うのは、野生のチャノキの茶葉です。
私のご先祖様が、山の中に茶畑を作ったのですが、やる気のない子孫共が山をほったらかしにしたせいで、野生化してしまったのです。

そう、今回使う茶葉は、ご先祖様のお作りになられた茶畑からずっと離れた、何代にも渡り生息区域を広げた、藪に生えてる野生のチャノキの茶葉を使います。

摘むのも、「夏も近づく八十八夜」な茶葉ではありません。
「坊主起き出す二百二十四夜(におはたよんや)」です。
熟女もいいところです。
だって私、ロリより同い年より、お姉さんが好きなんですもん。・・・関係ないですね。ごめんなさい。

そしてこちらがその、婚期を逃したワイルドチャノキになります。
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あーあー、実までなっちゃって・・・。チッ、このアマ、コブ付きですよ。
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早速摘んでいきます。
さすがにカッチカチになった茶葉は美味しそうに見えないので、それでもまだやわらかそうなものをチョイスして摘んでいきます。

・・・ですが、あまりの暑さと、まとまって生えてないこと、木が手入れされてなく葉がまばらなこととで、すぐに諦めてしまいました。
片手で掴める量しか摘んでいません。

で、次はこれを蒸すなり寝かすなりするんですよね・・・。







ですが私は蒸しません!!!寝かせません!!!!
いきなり揉みます!!
ヒャッハー!ほれほれ!揉みしだかれて感じてンだろ?
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前戯なしです。シャワー無しです。即尺です。玄関開けたら2秒でファックです。
さていきなり連れ去られ揉みしだかれ閉じ込められてしまったお茶お姉さん。

おィおィ・・・「オタノシミ」はこれからだぜェ?

そう、次はついに発酵ですね。
20℃~30℃の温度が、発酵に適した温度だそうです。
酵素が最も活発に働くんでしょうか・・・。







ですが私はもっと温度あげちゃいます!!!!

なンだァ!?あァ!?汗だくじゃねぇか!ベッドにシミができちまうぜ?
はっはっは!見ろよ!ムレムレじゃねェか!


緑茶は、発酵させません。
茶の定義に「発酵」の二文字は、必須ではないのです。
緑茶は摘んですぐに蒸し、酵素を熱で殺します。
でも緑茶、発酵してなくても美味しいですよね。
つまり、どんな発酵度合いでも、その度合いの美味しさがあるのではないでしょうか。

・・・という考えのもと、
揉んだ茶葉をビニール袋に入れ、真夏の太陽がジリジリと照りつける、炎天下の車内に放置します。

5時間程、放置してみました。
茶葉お姉さん、藪に生えちゃうようなアウトローな人です。きっと足組んでピアニッシモを吸いながらパチンコします。
車には子供がいる(実がなってる)のに・・・。
パチンコって、よくわかりませんが、だいたいそのくらいやるんでしょう?
ふふふ、車内に放置された子供の苦しみを、味わうがいい!

ということで、5時間放置です。
思い出したのが5時間後だっただけで、実のところこだわりはありません。

婚期を逃したババァに愛のあるセックスなんていりません。レイプです。今回はとことんレイプしてやろうではありませんか。

発酵の次は乾燥ですね。
もう放置プレイでいいか・・・と思い、袋から出してほったらかしておいたのですが、
はい。真夏の湿度のせいか、なかなか乾きません。
お盆のUターンラッシュは、待ってくれないのです。
実家で原稿しようと思ってたのに、HDDを忘れてしまったので、早々に帰らねばならぬのです。

ということで、2つの方法で高速乾燥させてみようと思います。

まず加熱しない方法。「シリカゲル」を使います。
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あのお菓子の袋なんかに入ってる、「食べられません」のつぶつぶのことです。
百均に売っていますよ。
無臭の瓶に茶葉とシリカゲルを入れ、密封して水分をすべて奪って頂きます。

そして加熱する方法。焦げないよう、ティファールのフライパンで、低温でゆっくり炒ります。
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ティファール、いいですよ。油を敷かなくてもくっつかなくて焦げないのです。
そう、このぎっとりカレー汚れも水だけで剥がれるティファール、取っ手が取れてコンパクトに収納出来るティファールインジニオなら、きっといい感じに炒れるはずです。(ステマ)


この2つで乾燥させようではないですか。

別にどちらか一つでもいいのですが、箪笥用のフックのついた乾燥剤と一緒に密閉したお茶って、なんと申し上げますか、心理的にアレですので、使わない方法でも乾燥させてみたかったんです。
そして加熱すると、ほうじ茶になってしまわないか心配だったんです。

シリカゲルの方は少し時間がかかりそうなので、先にカラッカラになったティファールの方を淹れてみましょう。
いやはや、茶摘みから半日でもう飲める状態になるとは・・・。

さぁ、次は待ちに待った抽出ですね。
発酵の度合いが深い程高い温度で淹れ、発酵の度合いが低い程低い温度で抽出すると、おいしいですよね。









ですが私は・・・私は・・・・・・ッ!!! 

・・・申し訳ございません。ここまで破戒を貫いていた私も、こればかりは伝統に従おうと思います。
テンションを変えたり、わざわざ小文字をカタカナに変換したり、エクスクラメーションマークを打ち込むのも、なかなか面倒なのです。

このお茶、名付けるなら「ワイルドババァレイプティー」は、どの程度発酵しているのでしょうか・・・。
うーん・・・八十八夜で摘んであげられなかったので、せめて抽出は88℃くらいで淹れてあげましょう。

さーて淹れますよー。まずは様子見です。
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温めたエスプレッソカップに茶葉と88℃くらいのお湯を入れ、味と香りの傾向を探ります。

・・・ふむ。とてもフレッシュですね。悪く言えば、えぐみというか青臭さすら感じる、生のお茶っ葉のようなフレーバーです。そして非常に弱い渋み、優しい味・・・。
うーん・・・どれともちがうのですが、日本や西洋というより、中国茶寄りなのでしょうか。茶葉は多め、熱すぎず温すぎずでさっと淹れが良さそうですね。

では本番です。事前に温めたこの、何茶を淹れるためのものなのかよくわからない感じのポットで淹れましょう。
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ゴールデンドロップまでしっかりいれます。

はい。色は中国茶ですね。
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さてお味は・・・
さっきとあまり変わらないというか、えぐみが増したような・・・。
正直に申し上げましょう。売り物だったら、二度と買いません。

ですが、中国茶が本領を発揮するのは二番煎じですよね!
ということで淹れてみました。

あ、少しえぐみは落ち着いた気がします。ですが、全体的に「弱い」です。
香り、うまみ、苦味、すべてが中途半端です。
「ワイルドババァレイプティー ~ティファ~」
お茶としての点数、総評35点ってところでしょうか。
うまくもまずくもないものを、50点とします。

・・・では仕切り直しましょう。
次は加熱していないもの、シリカゲルで水分を奪ったものです。

申し訳ございません。
ワタクシ、エコヒーキ イタシマシタ。

茎や芯の多い美味しくなさそうな茶葉の割合が、期待していなかった分多いのです。
こーゆー実験をする時は、対象実験をしなさいとあれだけ言われていたのに・・・。

ですが、他は同じ条件で淹れます。
温度、抽出時間は同じとします。

はい、しっかりゴールデンドロップまでいれました。
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南無三と唱え一口・・・ 


・・・あれ?
えぐみは?
それにこの旨みと優しい風味は一体・・・?

そう、美味しいのです。
いけます。そしてティファは何茶とも形容し難い味だったのに、こちらは明らかに中国系のお茶です。

とにかく優しい味です。いい意味でフレッシュな香りがします。旨みも悪くないですね。
渋みはもう少しあっていいかもです。


では二番煎じも期待して淹れてみましょう。
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旨み、渋みは少ししっかり出てきた気はするものの、フレッシュなあの優しい香りが、少し失われてしまった気がします。
一杯目のが好みです。

「ワイルドババァレイプティー ~シリカ~」
総評、62点です。
かなり好きな味です。
ただ、弱い。

茶葉1,5倍量で淹れたい味です。
でも美味しいです。
クソ安いティーパックの紅茶や、あまり良くない緑茶なんかより、美味しく感じます。
中国茶の・・・鉄観音の風味を少しフレッシュにし、旨みと香りを少し減らした感じでしょうか。

ですが、これは期待できますね。
シリカゲル乾燥、悪くないのかもしれません。

次は陰干しや天日干しを試したり、発酵時間や寝かせ時間なんかも変えてみたいですね。





番外編です。
ティファの方、ほうじ茶にしてみました。
えぐみを香ばしさに変えてやろう作戦です。
いい香りになるまでしっかり炒ります。
淹れました。
いい色ですね。
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香りは・・・というか、ほうじ茶ってどんなお茶でもまぁそこそこ美味しくなっちゃうんですよね。
50点は超えました。

55点といったところでしょうか。
最初がアレだっただけに、劇的に美味しくなりました。
まずい茶葉は炒るに限ります。


お茶作り、今回が初めてのように書きましたが、チャノキでないものなら、中学生の頃にハマって色々試していたのです。
びわの葉茶と、ねこじゃらし茶が美味しかったです。ねこじゃらしは若干のどがイガイガしましたが。びわなど素晴らしいフレーバーでした。
皆さんも、是非お茶作り、試してみてください。
楽しいですよ。

飽きっぽい人には1日で出来る、「遊び」になります。
凝り性の人には、お金もかからない上においしい、「趣味」になるかもしれません。
もし、もし美味しいものができましたら、ブレンド、淹れ方、植物の種類、発酵時間等、教えてはいただけないでしょうか?
私もこの研究は続けますので・・・。
どうかよろしくお願いします。





あ、土手の雑草でお茶を作る時は、しっかり洗わないと、”ゴールデンドロップ”がかかっているかもしれませんので、そこだけお気を付け下さい。

COMITIA109に参加します。

8月31日に東京ビックサイトで開催される「COMITIA109」に参加します。

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スペースは、へ-28b「ネオトサイト」です。
頒布物は、ごめんなさい。カットに新刊1冊とか書いてあるのに、新刊出ません。
既刊のみです。

既刊は
「男鱏犯譚」600円
35231588_p0.jpg

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=35231588


「Protopterus Vallisneria Spiralis」600円
39118915_p0.jpg

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=39118915


の二冊です。
ごめんなさい、高いです。ペラいのに。

蝶と蛾

啓蟄が過ぎたこともすっかり忘れ、空には蝶が、耳元には蚊が・・・

今は6月、梅雨真っ最中ですが、買い物の帰りに綺麗な蛾を見かけました。

ウメエダシャクです。

あいにくカメラを持ち合わせていなかったので写真はないのですが、こーゆーことなら出来ますね。

画像検索「ウメエダシャク」

便利な時代です。


さて、ウメエダシャク、昼行性の蛾ですし、嫌われ者の蛾の中では、なかなか綺麗な部類に属するかと思われます。

子供になら、「あ!チョウチョ!」と呼んでもらえるかもしれません。



ところで皆さん、蛾と蝶の区別が付きますか?


「夜行性なのが蛾で、昼行性なのが蝶でしょ?」

燦々と降り注ぐ太陽光の下、ハチドリの如く花の前でホバリングしてるあの虫、蛾です。




「羽を閉じてとまったら蝶、開いてとまったら蛾。ふふん簡単よ。」


甘い。

ジャコウアゲハのおしりの匂いより甘い。

イシガケチョウ、蝶に分類されますが、羽を開いてとまりますよ?




「知ってるよ。触覚の形が違うからね。」


ほう。クシ状の触角を持ち合わせていない奴は蛾を名乗るなと。




「じゃあきれいなのが蝶でそうでないのが蛾だ!」

・・・チャバネセセリが泣いています。






さて、正解ですが、



・・・ごめんなさい。厳密な違いはありません。

そもそも、蝶と蛾を区別するこの国の方が珍しいのです。

海外では蝶も蛾も一緒くたにします。

だって。実際あんまり変わらないじゃないですか。

そりゃあ分類上は少し違います。ですが、蝶と蛾という、2つに大きく分類できるわけではないのです。

どっちも鱗翅目という昆虫に分類され、そこからさらに細分化されていきます。

鱗翅目から伸びる枝は、2本ではないのです。



さて何故こんなに蝶やら蛾に詳しいかと言いますと、私自身、その美しさに魅了された人間の一人だからです。

中学の時は網を片手に野山を駆け回り、標本作りに傾倒していました。

田舎に住んでいたこともあり、虫の数も種類も豊富だったのです。

作った昆虫標本の数は200では足りません。

今でも綺麗な虫を見かけると、捕まえて標本にして眺めたくなります。


標本の作り方ですが、我流で行っていました。

標本と言っても簡単なもので、防腐処理を施したりせずにただただ展翅しただけなのですが、それでも10年くらいは劣化しないものです。

蝶や蛾やトンボのような、大きな羽をもつ昆虫を標本にする際、その羽を傷付けずに展翅するために、展翅板という道具を使うのですが

私、そんなの持ってなかったんです。

展翅板どころか虫ピンすら持っていませんでした。

発泡スチロールの箱の蓋に、マチ針でひたすら虫を固定していく・・・

これぞ中学生の昆虫採集って感じの風景ですね。

ただ展翅板を使わずに蝶を展翅する場合、上翅に小さい穴を開けなくてはならないんです。

・・・その作業だけが、毎回辛かったです。

傷一つない美しい羽にピンを刺すのは、なかなか悔しいものがありました。

国語の教科書でヘッセの「少年の日の思い出」を読んだことがある方、多いんじゃないでしょうか。

あの短編に、

僕は人のものを盗んだということよりも、美しい蝶を粉々にしてしまったことの方が~

みたいな旨の一節があった気がするのですが、まさにそれです。

美しいものを自分の手で壊してしまう時、人はとてもとても悲しい、悔しい気持ちになるものです。

ですが、上翅をピンで引っ張り、隠れていた下翅がスッとその美しい模様を見せた瞬間、

ピンで羽を傷つけてしまったことなど忘れてしまう程の、うっとりするような、ため息が漏れるような、満ち足りた気持ちになるのです。

そんな魅力に取り憑かれた私は、狂ったように昆虫採集をしました。

少年の日の思い出も、そんな狂った中学時代に習ったので、私にとってはこの上なくタイムリーな物語でした。

少年の日の思い出の”僕”と、この”私”に一つ違いがあるとするならば、





当時昆虫採集がぜんっぜん流行ってなくて、クラスの誰とも喜びを分かち合えなかったことでしょうか。





ちがう!違います!断じてちがう!

友達がいなかったわけじゃないんです!

そう、昆虫採集は昭和の遊びだったんです!

平成生まれの私が中学にあがる頃は、インターネットやら麻雀やら(これも昭和の遊びな気がする)が流行っていて、虫を追いかけて針刺してニヤニヤしてる奴なんて、全然いなかったんです!

あ、信じてませんね?

人を疑いましたね?






そうか、そうか、つまり君はそういう奴だったんだな。

伊豆旅行

旅行にいってきました。

伊豆旅行です。

伊豆と言えば海、山、温泉ですが



今回は珍スポット巡りに行ってまいりました。



1日目。Baidu IME_2014-5-19_16-46-55


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初っぱなからモーテルの廃墟です。

毛虫だらけの藪を掻き分け

数日前まで浮浪者が暮らしていたであろう廃墟を探索しました。


その後も別ホテルの廃墟を巡りました。

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青い空


白い雲


爽やかな風



なのにやることはじめじめした薄暗い廃墟巡り。

楽しかったからいいんですけどね!



その後、土肥金山、恋人岬(男二人で)、黄金崎、安良里漁港と、ノーマルな観光スポットを巡ります。

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黄金崎は読んで字のごとく、黄金色の崎が美しい海岸。

ちなみにこの黄金色、崖の岩に含まれる硫化鉱物によるものです。

そしてその硫化鉱物がこちらになります。

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黄鉄鉱ですね。海岸にいくらでも落ちています。

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ここではほとんどが石英と共生してます。

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今回は歩いただけなのでこの程度のものしかゲットできませんでしたが、真面目に探せば1センチ程の正八面体の美しい結晶がいくつか着いたものなんかも採取できます。


そして安良里へ

三島由紀夫ゆかりの古い宿の近くにこれまた古い駄菓子屋さんがあるのですが、タイムスリップしたかのような錯覚に陥る素晴らしい駄菓子屋さんです。

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駄菓子屋のおばあちゃんとおじいちゃんに、今と昔の安良里のお話を聞いてから、安良里を後にしました。

ドライブするのに最高な山道を走り、宿に向かいます。

宿はかの有名な修善寺温泉です。

24時間温泉入り放題の素晴らしい宿でした。

ふくろうの声を聞きながら星を眺め、何故か2回入ったのに2回とも貸切状態だった大浴場の露天風呂を満喫・・・。

気持ちよすぎてちんちんがふやけるまで浸かっていたかったです。


そして2日目

問題は2日目です。

ホテルを出て向かったのは

珍スポットマニアなら確実に知っているであろう



「怪しい少年少女博物館」


もうすごい。何がすごいって私達以外誰もいない。


中に入るとそこには「怪しい」としか形容出来ない世界が広がっていました。

館内撮影自由なのをいいことにバシバシ撮りました。

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単眼ちゃん!単眼ちゃんじゃないか!
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楽しい・・・楽しすぎるぞ怪しい少年少女博物館!

伊東にお越しの際は是非お立ち寄りください。



そして次に向かったのは



「地獄極楽巡り」


何それ?と聞きたくなるような場所ですが、

はい。私にもわかりません。

山の中にポツンと近寄っちゃいけない雰囲気の建物が建っています。

受付を済ませると、まず椅子が置かれただけの畳敷きの部屋に案内され、5分程「死後どうなるか」の話を聞かされます。



・・・これがまずい。

怪しい新興宗教のセミナーにしか見えない

もう笑いを堪えるのに必死で

話を聞くどころではありませんでした。

あんなに笑いを堪えたのは中学の部活で顧問に叱られている時以来です。

吹き出したら失礼だと唇の内側を噛みしめて耐えていたのですが、何度か吹いてしまいました。

ごめんなさい・・・。
(ちなみに唇は噛みしめ過ぎて少し切れました。)


さて死後の世界の説明が終わるといよいよ地獄極楽巡りです

死後の世界のジオラマがあるのですが、これがなかなかグロテスクでナンセンス

ちなみに秘宝館併設ですので、施設全体で見るとエログロナンセンスを完璧に網羅出来ています

館内撮影不可だったのが本当に悔やまれます。

閻魔様の前で懺悔帳に懺悔を綴ったのですが、色々懺悔することがありすぎたので「すみませんでした」とだけ書きました。

(同行人は「もうやりません」と書いていました。果たして何をやらないのか…)

さて懺悔を済ませるといよいよ地獄巡りです。

様々な地獄のジオラマといい加減な解説を眺め進んで行きます。

地獄コーナーを抜けるとマシンがあり、それに手を触れるとまた審判下されます。


「極楽行き!」


やったね!


次は極楽巡りです。

が、地獄に対してやる気がイマイチ無い

なんか無駄にきらびやかな部屋があっただけで

ボリュームは地獄の4分の1程度でした。


出口付近に何やらボロい経本があり、手にとってご覧くださいとある

さりげなく手にとると、なんと江戸に書かれた経本

紙はもう劣化しふわふわ

虫食いで穴だらけ

ちょっとまって。
そんな貴重なものをアルコール消毒だけしたで触らせないで。


あともっと大事にして。




さて一度施設を出ると、次は併設された秘宝館です。

秘宝館と言えば「下品」の代名詞ですが

カーマスートラ原典のコピーがあったり、それの銅像があったりと、

これは貴重なのでは!?と、一人で盛り上がっていました。


そしてここに秘宝館が建てられた理由を発見



~ むかしむかし「セックスすることで極楽に行ける」みたいな事を言い出した僧侶がそんな新派を立ち上げ、ぱこぱこ乱パの毎日を送っていたのですが、邪教だ!と怒られてこの地に流刑。僧は岩山から身を投げ自殺 ~



そんなエピソードがあったそうな。




…いや、邪教もいいところなんじゃないですかね。

不邪淫の戒、仏教の最も基本的な五戒の一つじゃないですか。

身投げしたってことは真面目にセックスで救われると信じてたんですかね…





それにしても楽しかったです。

その後同行した方を駅まで送り、私も帰路についた訳です。



いやはや…

濃い2日感でした。

そしてくねくねの山道の総ドライブ距離は約150km

帰りの電車でこっくりこっくりしていたことは、言うまでもないでしょう。








さてオチですが、


私、大学のために上京するまでずっと伊豆に住んでたんです。


そう、旅行というより里帰りだったのです。

ですが今までで気づけなかった地元の魅力?に気付けた素晴らしい旅でした。

また行きたいですね。

・・・次こそは笑わずに地獄極楽巡りしたいです。

例大祭お疲れ様でした。

例大祭に参加された皆様、お疲れ様でした。

お目当ての本、買えましたか? 描いた本、売れましたか?


当方なんだかんだで6回目の例大祭一般参加です。

今回初めて10時半過ぎにゆったり行ったのですが、ほぼノーウェイトで会場入りできまして

もう一般参加ならこの時間でいいかなぁと思いはじめました。

今年は人もかなり減っていて快適でしたので、来年は是非サークル参加したいですね。






さて、ここでさとり様から一言あるそうです。
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まぁ・・・ね。買いますよね。えっちな本。

諸々の事情で私は勃起不全気味なのですが、

いやはやありがたいことに例大祭で買った薄い本のお陰で一時的に症状が緩和しまして。

いつか自分もバイアグラの代用品になるようなものが描けたらなと

そんなことを思った例大祭でした。

やっとこさ開設しました。

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イベントとかにもサークル参加し始めたし、そろそろページ作らなきゃな作らなきゃなと思いつつも

HTMLもいじれないし面倒だなーと、後回しにしておりました。

いつか同人誌を描いてやる!と意気込みお絵描きの練習を始め

やっとここまでこれました。

更新は告知がある時や暇なときに日記を書くような感覚でしようかと思います。

まだ真面目。まだ真面目。

今に汚い感じのブログになります。

いい機会ですし、ものを書く練習にもしようと思っているので、読んでいて面白いものを目指します。

そのためオーバーに勝手に尾鰭を生やして根も葉も信憑性も無い感じになることもあるかと思いますが、

真摯に受け止めずにゆるーくお願いします。
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ライホーシャスー
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