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ネオトサイト

当サークル名「ネオトサイト」は、とある石の名前からつけています。
「ネオトス石(neotocite)」です。
割とマイナーな鉱物です。
茶褐色の、よく「ビール瓶を割ったような」などと評される、珪酸塩系のマンガン系の鉱床に出る非晶質の石です。
非晶質といえばオパールが有名ですが、こっちが浮かぶ人はまずいないかと。

サークル名にしておいて、私は標本を持っていませんでした。
ということで、前々から欲しいとは思っていました。

去年でしょうか。
ミネラルショーで見事なネオトス石を見つけたので、即購入しました。

hrherg.jpg


これでサークル名の石ゲット!

ですが、これは本命ではありません。
産地です。
とある産地のものが欲しかったのです。

日本には結構マンガン系の鉱床が存在しますが、その中に、世界レベルで有名な産地があります。

その名を「田口鉱山」と言います。

そうです。
ペンネーム的に、ここのものが欲しかったのです。
この鉱山が一躍有名になったのは、非常に質のいいパイロクスマンガン鉱が出たからです。
パイロクスマンガン鉱自体が珍しいのに、ここでは宝石に出来るレベルの美しい結晶が出ました。
日本産で世界レベルの標本となると、市ノ川鉱山の輝安鉱と、ここのパイロクスマンガン鉱くらいではないでしょうか。
こうして有名になると、美しい結晶を求め、採集家がこぞってズリを叩きました。
しかし、大量の採集家が押し寄せ、色々あって現在は立ち入り禁止。
「ネオトス石」として出回ることはないでしょうが、ここのパイロクスマンガン鉱の周りには、こびりつくようにネオトス石が共生しているものが多くあります。
まぁ。ネオトス石はパイロクスマンガン鉱をより露出させる為に、削られたり剥がされるんですけど。
そんなこんなで色んな意味で、この産地のパイロクスマンガン鉱と、その周りのネオトス石は、幻の石となってしまいました。

これを手に入れるには、立ち入り禁止になる前にここで石を叩いた採集家に譲ってもらうしかありません。

そんな逸品が、運良くネットで売られているのを見つけました。
しかも超破格で。

私は数回、これを手に入れる機会を見送っています。
一回は即売会で。その他はオークションで。
田口鉱山産のパイロクスマンガン鉱の標本は、それはもう高いのです。
しかし、見つけたものは「値段付け間違えてるのでは?」という額で出品されていました。
実に優しいコレクター様です。
ありがとうございました。

で、届いたのがこちら。

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素晴らしい色と透明度のパイマンの結晶です。
周りの茶褐色のがネオトス石です。

ものすごい色の濃いルビー色とでも言いましょうか。
光を当てないと暗く見えます。

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光を当てるとパァ。

うじゅyじゅ


拡大するとこんな感じ。

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実に素晴らしい標本です。

以上、「ネオトサイトの田口は、田口のネオトサイトを手に入れました」という記事でした。
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大変申し訳ございませんでした。

何のアナウンスも無く、コミティアを欠席してしまいました。
寝てしまっていました。はい。

それと、お薬系のネタを、どこまで描いていいのかわからなくなりました。
ぼかし過ぎれば、ただの「薬」になります。
かといってわかりやすくすると、誰かの乱用のきっかけになるかもしれません。
いくら「フィクションです」と書いても、やる人はやります。
そう思うと、どうしたらいいのかわからなくなりました。

製薬会社や医療現場、厚○省あたりにも迷惑をかけたくないですし、私のせいで規制されたら責任を取りきれません。

とはいえ、今までかなりの時間を割いて書いたものを世に出さないのもあれですし、困っております。
うまいおとしどころを探そうと思います。

コミティアでは大変失礼しました。

コミティア125参加します。

8月19日に東京ビッグサイトで開催される、コミティア125に参加します。

スペース
ね29a「ネオトサイト」です。

新刊はこんな本が出る予定です。

28851523235555555.jpg

フィクションです。



あと、鉄隕石のネックレスをいくつか持っていきます。
こんな感じのシンプルなやつ。
とりあえず今6つ作りました。


urr6ti.jpg

ujrurr.jpg

hutr.jpg

jhfr.jpg

たぶん本物。
カンポデルシエロだったと思います。(忘れた)
ミネラルショーで仕入れたので、とりあえずただの鉄塊ではなくちゃんとした隕石かと。
写真だと色が飛んじゃってますが、実物の色味は一番下のトルソに掛かってる写真の色に近いです。
ムオニオナルスタ隕石のスライスも仕入れたのですが、そっちは穴開けが終わっただけで、まだ防錆加工してない灯油漬け状態です。
一番下の写真の右側のトルソにかけてあるスライスされたやつは、私物で売り物じゃないのであしからず。

では新刊落とさないよう、頑張ります。
ひよこまめ。

コミティア125申し込みました

8月19日に東京ビッグサイトで開催されるコミティア125に申し込みました。

サークルカット。
なんか使いまわしに見えますが、新しく描きました。
Template120036582.png

抽選漏れしなければ参加します。
新刊は今描いてます。
前回のベニテングタケ本は在庫が無いので、少し改訂して20部ほど増刷して持っていきます。

余裕があったら、石英の原石やら、鉄隕石やら、ビスマス結晶やら、シーグラス(波で角を削られたガラス片)やらを使った、ネックレス的なアクセサリーみたいなものを作って持っていくかも?

hjutrhjtr.jpg

ネックレスには手芸用ワイヤーじゃなくてこの海釣り用のワイヤーを使うので、無駄に頑丈なハズです。
ペンダントトップに使うシルバーワイヤーは、ちゃんとしたシルバー925の銀製のやつ買いました。

記事の更新も…出来るだけします。
よろしくお願いします。

花瓶を買ったら世界の見え方が変わった

フリーマーケットで花瓶を買いました。

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1200円の小さめの花瓶です。
「1200円の花瓶なんて安っぽそう」と思うでしょうが、定価で買ったら5倍くらいしそうな気がします。
そして、「これが1200円!?」と思ったから買ったのです。



この花入れ、共箱こそないものの、今は亡き有名な陶芸家の作品なのです。
裏にサインがありますが、私にその真贋を見極めることは出来ません。
しかし、売ってくださった方が17年前に窯元で直接購入したものらしいので、まず本物でしょう。
たとえ偽物だとしても、1200円でこの花入れは安いと思います。

そんな花入れが1200円。
こんな掘り出し物、買うしかないでしょう。
花を活けるどころか、ほぼ引きこもりなのに、気付いたら購入していました。
「何故使わないものを買ったのか」と叱りたいところですが、だって・・・これ・・・すごい掘り出し物で・・・。

はい。

私の抱いた第一印象は、「使い勝手が良さそうな花入れだな」です。
形、サイズ、優しさと素朴さの中に、どこか自然的な荒々しさのようなものを感じる、絶妙な釉薬のかかり具合。
花入れの形と、見事に調和している気がします。
特に口の形が気にりました。
すぱっと切るのではなく、手で薄く延ばすように作られ、その凹凸や反りがなんともいい。

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17年も個人が保管していたのに、大切に保管していたのか、素晴らしい状態でした。
口の部分に非常に薄く細かい凹凸があって、そこが簡単に割れたり欠けたりしそうなのに、無傷でした。

実家の和室の床の間にぴったりだなと思って買ったのですが、ちょっと自分でも使ってみたくなり、玄関先から半径20mで、空き地でちょちょっと花を摘み、活けてみました。
感想はというと

「これ・・・いい・・・」

でした。


その数日後。
あることに気がつきました。

外を歩くと、道の脇に生えてる雑草にばかり目が行くようになり、「これはこんな感じで活けたらいいかも」とか、そんなことばかり考えてしまうようになったのです。
雑草だけならまだしも、枯れ枝すら「あ、この枝いいかも・・・」などと拾いたくなってしまうようになりました。

先日、ちょっと役場に用事があって、そこまで歩いて向かったのですが、その途中に花屋を見つけました。
「ダメダメ。生け花に使うお花をお店で買ったりしたら、お金がいくらあっても足りない。」
そう思うも、「見るだけ。見るだけだから。」と、誘惑に負けてつい入店。

もう、ただただつらかったです。

「あの花、ちょっと高いけど、あの花入れに活けたらさぞ映えるだろうなぁ。いや、ダメだ。あんな水分の多そうな花、1日で萎れる。」
「あの花の苗なら、ベランダで育てられるんじゃないかな?いや。ダメ。きっと枯らす。」
「お金にものを言わていい花を買わずに、その日その日に野花なんかを使うところに、茶道的な美があるのだ。」
「いくらでも野花が生えているじゃん。冬は枯れ枝を飾ればいいじゃん。」
「そもそも、花を買うほどお前は金に余裕があるのか?」

あの手この手で自分を諭し、誘惑を断ち切ります。








「400円が2点ですね。ありがとうございましたー」

買 っ て し ま っ た 。

とは言っても、買ったのはエアプランツです。
チランジア・ブルボーサ
チランジア・ジュンセア
流石にエアプランツなら枯らすことはないでしょうし、これなら使い回しがききます。
なにより、その後に拾った枯れ枝とこれだけあればそれっぽくなります。

・・・言い訳です。

帰りに摘んだ花と、エアプランツと、枝を合わせたらこんな感じになりました。

yryeyeyu.jpg

hutureuhru6.jpg

これに使ったのは
チランジア・ブルボーサ
チランジア・ジュンセア
枯れてからかなりの時間が経って水気が無くなって白くなったツツジの枯れ枝
何の木の枝かわからない腐りかけの枯れ枝
ツタ
ナガミヒナゲシ(の実と花)
ヒナキキョウソウ?キキョウソウ?
なんかセージっぽい花のシソ科の植物・・・の萎れたやつ
よくわからないキク科?っぽい植物・・・の花が落ちたやつ

です。

華道とか全く習ってませんが、部屋に緑があるっていいですね。
昔、茶道でちょっとだけお花を活けたりしましたが、お稽古はお手間だけでいっぱいいっぱいで、使うお花なんて禁花すら最近まで知らなかったレベルです。

華道のかの字、フラワーアレンジメントのフの字すら知らない人間ですが、、とりあえず、なんとなくで花を活けてみて、あることに気付きました。
楽しい。
この作業、すごく楽しい。

そして
花入れには4つ、あるいはそれ以上の機能がありました。

・花入れに活けることで、活けたものを一層美しく演出することができます。
空き地や道端にいくらでも生えてるような野花でも、いったい何度犬の小便を浴びたかわからないような草でも、てきとーに1本摘んで水切りして花入れに活けるだけで、あら不思議。なんかそれっぽく感じます。

・花入れ自体を「作品」というインテリアとして飾ることができます。
豪邸の玄関先に壺とかが置いてあるのと同じです。花入れ単体でも作品として成り立つのです。それが陶芸家の作品ともなればなおのことです。私はこの花入れならいくらでも見ていられます。

・「活ける」という創作的な遊びができます。
活ける対象がいくつもあったり、形を整える為に切ったりする必要があったり、うまく自立しない時など、「どうしたらこの花がより美しく映えるかな」「この角度の方が面白いかな」「これとこれをここに配置して・・・いや、これはこっちに・・・。」と、試行錯誤するかと思います。この「活ける」という工程がなかなか楽しいのです。活けるものがたくさんあると、その工程の複雑さが増すように、もし花入れを複数所持していたら、「この花にはこの花入れが・・・」とか、さらにこの工程は複雑で楽しいものになるかもしれません。(これを追求するとお金がいくらあっても足りないのでやめておきます)

・所有者に新しい視点や着眼点を与え、散歩を楽しくするツールとして機能します。
「雑草に目が行くようになった」と先にも書きましたが、まさか花入れをたった1つだけ買っただけで、今まで持っていなかった視点を得られるだなんて、花入れなんぞ買ったこともなければ普段花を活けたりしなかった私は、全く知りませんでした。この効果、すごいです。もう目に入るもの全てが芸術作品に見えるようになります。
今これを書いているのは5月頭なのですが、かなりの野花が見頃です。
道路脇の植え込みにはハルジオンやヒメジョオンが、コンクリートの隙間にはヒナゲシが、空き地にはシロツメクサやムラサキツメクサが咲いています。
去年までは、こういった野花を見ても、「お、花咲いてる」くらいにしか思っていませんでした。

ハルジオンを見ても
「これを見ると春を感じるなぁ」
「どっちがどっちだかいつも忘れるんだよな」
「花粉を吸ったら眠くなりそうな名前だよな」

ヒナゲシを見ても
「よくもまぁこんな狭いコンクリートの隙間に生えるもんだ」
「ヒナゲシにもちょっとくらいはアレなアルカロイド含まれてるんだろうか」
「とんでもない繁殖力と生命力だし、アレを含むように品種改良してばらまいたら、駆除するの無理だろうな」

シロツメクサを見ても
「四葉のクローバーないかなー」
「冠の作り方忘れた」
「地元に11枚葉のクローバーとか生えてたとこあったけど、催奇率が異常だったし、なんかヤバい土壌だったのかな」

こんな感じで、野花に気を留めることはあっても、せいぜい「きれいだなぁ」とか、そんなこんなことくらいしか考えてませんでした。
しかし、花入れを買ってからというもの、それらを見る目ががらりと変わりました。
もう眼に映る全ての草木が、芸術作品のように見えるようになりました。

ヒナゲシを見ると
「頭を垂れた蕾の花茎の、淫靡さや妖艶さを感じる緑のスプライン。自己主張がうるさ過ぎずそれでいて華々しくもある柔和な花」
「柔らかく曲線的な蕾の花茎、かたく直線的な実の花茎、対極的なそれらを調和させるような花の花茎」
「複雑で刺々しい葉はかなり目立つのに、シンプルな花茎で距離を取ることで、上手く引き立て役に仕上げている」

ハルジオンやヒメジョオンを見ると
「若々しい緑色の大きめの全草に、点々とアクセントを入れるかのような花の数と配置」
「糸のように繊細な花弁の純白さが、ハルジオンの全草だけでなく周りの他の草の緑からも、その中心の黄色の力強さを際立たせている」
「1本の枝先だけにフォーカスを当てても、蕾と花と葉がそれだけで春を奏でているようだ」

シロツメクサやムラサキツメクサを見ると
「ただの色違いバージョンだと思ってたけど、これを花入れに活けると考えると扱いがかなり変わりそう」
「ムラサキツメクサは一輪挿しでかなり映えそうだな」
「シロツメクサは何かと合わせたいな。花だけをいくつか、摘んで黒めの荒々しい枯れ枝と合わせてもいいかも」

こんなことを、もう見る草見る花すべてに対して考えるようになりました。
今までは花がきれいだと思っても、それを「きれいな花の咲く植物の一種」としてしか見られなかったのに、花入れを買ってからは「きれいな花の咲く植物の一種の、この個体の、この部分」まで、フォーカスを当てるられるようになり、「これをどう活けようか」という新しい視点を得ることができました。
そんなわけで、散歩がとても楽しくなりました。

まさか1200円で、こんなにも変化があるとは・・・。


この花入れ、ほんとは実家の床の間に置くためのお土産として買ったんです。
実家は田舎なので、どんな季節でも植物のレパートリーが多いですし、実家の和室には、「床の間」という「花を映えさせる入れ物を映えさせる場所」があります。
漆喰の白壁に、黒塗りで統一された柱の和室の、その床の間に、この花入れがすごく合いそうだったから買ったんです。
(1200円ならお土産に福砂屋のカステラ買うより安いですしね)
ですが、こんな機能があると知ってしまった私は、フローリングのワンルーム暮らしでこの花入れを置くのにいい感じの場所がないのに、手放すのが惜しくなってしまいました。
ということで、しばらくはこの花入れの持つ機能を、特に散歩を楽しくする機能を手放したくないので、飽きるまでは実家に持っていかず、手元に置いておきます。
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